昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

スズメの水浴び

2008-07-03 21:07:24 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 その日の天気予報は、曇りのち晴れとなっていた筈なのに、それとはまったく逆の現象で、朝から青空が顔を出していた。そして時が経っても一向に変わる気配もなく、むしろ青空は前より広まったほどだった。
 その上気温もどんどん上りはじめて、昼前の早くに珍しくも15度を超えるまでになった。
 予報どおりなら、午前中は曇りで昼頃から晴れることになっていたから、今日の外歩きは、それに合わせてお昼頃からと思って居たのだった。
 どうも最近の天気予報は、あまり信用出来ないのが定番らしいと、老妻に話しかけながら、急遽身支度をして家を出た。予報とは反対に、昼から曇りになることも考えられたからだ。
 今日の初めの予定では、午後からの晴を利用して、久しぶりにゆっくりと自転車道路にでも行って来ようと思っていたのだった。しかしどうせ今からでは、どっちみち中途半端になるので、とりあえず近くの堤防道路に向かった。
 
 いつもは邪魔になる川風は今日にかぎって、折からの高気温に中和されて、むしろ心地良く感じられた。そのほど良い風を背に受けて、遠くの山並みを眺め、また川面で戯れるカモメたち眺めながら、なおもぶらぶら歩きを続けた。
 その時目にしたのが、先日来の長雨で出来た水溜りの中で燥ぎまわるスズメたちだったのです。とっさにこれは恰好のブログのネタになる筈と、ポケットのカメラを取り出した。
 人家の近くのスズメは、如何に人馴れしているとは云いながら、無雑作に近寄っては逃げられてしまう。それではせっかくのチャンスはフイにするだけと、慎重に近付いて撮ったのが下の写真です。
 どうにか二枚撮り終えたところで感づかれ、一斉に飛立ち遠くへ飛び去ってしまいました。

地面の照り返しが応えて、やはり水辺が恋しいのか・・・

暑い時には何といっても水浴びが一番だ・・・