昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年の盆栽展

2008-07-01 18:24:09 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先日のこと、今年もまた市の盆栽展の案内が送られてきました。今年で三度目になるのですが、盆栽に特別興味があったわけでも無くて、たまたま退屈しのぎに顔を出したのがきっかけでした。
 ところが、日本の古典文化である{歌舞伎・能楽・茶の湯}に繋がるとも云うべき、盆栽にはまってしまったのです。とは云っても、もともと不器用で根気仕事が大の苦手な私ですから、自分の手で育ちあげるなどという、そんな大それた芸当は出きるはずもありません。
 ただ生意気にもまた柄にも無く、盆栽は{わび・さび}に繋がるのだ・・・なんて、勝手な小理屈をならべているだけです。
 ですから盆栽が持つ伝統文化の高邁な真髄が解かるはずも無く、何を隠そうただただブログのネタ欲しさから行っているだけで、それが本音なのです。

 昨年は初日に老妻を誘って行って、その時の抽選会で老妻が運良く花の鉢を当てたのですが、今年の初日は朝から雨になり一人で出掛けました。たいした降りでは無かったのですが、駐車場から会場まで歩くのが億劫になって、結局行ったのは翌日の最終日でした。
 盆栽展などというと、いったいに老人が多いと思われがちなのですが、意外にも、中高老年者の中に若い人たちが結構混じっていたのです。
 
 目を覆いたくなる様な天災に人災はもとより、日々起る腹立しくも遣りきれない殺人事件や通り魔事件など多い昨今ですが、身近にこうして古典文化を好む若い人たちもまだまだ居るのだと思うと、何故かホット救われた思いで展示会場をあとにしました。
マガシワ

ヤマモミジ

イチイ=こちらではオンコとも・・・

サンザシ

キリシマツツジ・・・?