昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

75回目の誕生日

2007-08-18 21:21:53 | 日々の雑記
 わたしは今日(8月18日)、人生の一区切りともいえる75回目の誕生日を、無事に迎えることができました。

 日本男性の平均余命(78歳)にはまだ数年の間が有るものの、昭和初期の不景気時代の真っ最中に、樺太北部の寒村で生れ、のちの大戦と、戦後のソ連軍統治下時代の混乱期を無事にのりこえて、良くぞこれまで生きて来られたものと、その感慨も大きくまた一入であります。
 どちらも軽いながら、狭心症と脂肪肝と診断され、さらに還暦をすぎには糖尿の心配も加わったから、日ごろから長生きはとうぜん無理だろうと思っていただけに、ただただ有り難く感謝するばかりです。
 これもまた、戦中戦後にかけて早々に他界した両親と兄たちに託された生命なのだから、その分も含めてもっともっと大事に長生きしなければと、つくづく思う今日の誕生日でもあります。

 さて健康のために続けてきたウォーキングは、折からのお盆行事と23年ぶりの真夏日の猛暑や、その後の雨などに阻まれていたのですが、今日その雨も上がり、約一週間ぶりに自転車道路Cコースに出掛けてきました。
 久々に湿原に来てみると、3日ほど前の寝苦しかった猛暑は、嘘のように涼しさがいっぱいで、道ばたに咲く花たちも様がわりしてそのよそおいは、もうすでに初秋そのものでした。

 ところでこの歳での誕生日の祝いなどは、今さらどうとも思わないのですが、老妻に促がされて近くの回転寿司屋のN亭に出掛け、二人きりの今日という日の幸せを満喫してきました。

コウゾリナでは・・・?

クサフジの群生

キンミズヒキ

ヤマハギ

ツリガネニンジン別名(ツリガネソウ)