昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年初見の福寿草

2006-04-16 12:45:57 | 日々の雑記
 街中の雪が漸く消えて、日中の気温が久々に8度を越え、更に連日の強風も治まった昨日の昼間、先日に次いで自転車道路に出掛けて来ました。
 先日は病(風邪)み上がりの身には、川風の冷たさが応えて、早々に逃げ帰ってしまったのですが、この日は青空の下久しぶりにウォーキングが満喫できました。このところ毎日のように、室内で歩きと筋トレの鍛錬を続けて来た所為か、久々の外歩きにかかわらず、少しも疲れませんでした。
 家を出る時に当てにしていた阿寒連山は、残念ながら連山の辺りだけが、春特有の薄雲に覆われて、僅かに麓だけしか見られなかった。ところがその代わりに、道路添えの住宅街の庭で、真っ黄色に咲き誇る「福寿草」の一叢が目に飛び込んで来たのです。その強烈な彩りに、先ほどまでの落胆は消え失せ撮影するのも忘れ、暫らくは呆然と見惚れていたほどでした。
 
 このところ季節外れの降雪もあって、春の遅さに苛立ちを抱いていた矢先だけに、この時に目にした福寿草はとにかく新鮮でした。
 
 やや大袈裟なことですが、この日カメラに収めて来た福寿草を、その後何度もなんども繰り返し眺めては、その都度癒やされ満足していた次第です。
これは約半年間に亘り、雪に閉ざされていたからこその、喜びと感動だったのではないかと思います。
             今年初めて目にした彩り鮮やかな福寿草

                  同   上

        福寿草とウォーキングが満喫できた自転車道路