畑のつぶやき

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周回作業

2011-08-29 19:50:13 | 農作業

8月29日(月)   ときどき 

暑いが、稲刈日和。雨の心配はないから、落ちついて作業できる。

コンバインなどの機械作業は、取りかかりに時間がかかる。まず、機械の侵入個所は、少し多めに手刈りをして、スペースを作る。角角も、少しは手刈りが必要だ。機械作業は、まず、一番外側の一周は、時間をかけて、ていねいに行う。畔際、法際は当然高くなっているから、コンバインのクローラーが法上がらないようゆっくり走らなければならない。稲株との間が狭くなっている場合は、少し乗り上げて、機械を斜めにして走る場合もある。境界杭や石などの障害物にも注意が必要。角に突き当ったら、少しバックをして、斜め刈りを何度か繰り返し、機械を回せるスペースを作る。四角の田んぼは四隅で済むが、変形の田んぼや、進入路が隅でない田んぼは、角角が多くなる。最初の周回作業は、時間がかかる。

二周目は、一週目の仮の腰などもあるから、少し注意が必要だが、かなり楽になる、ところどころ、注意して、ゆっくり走れば済む。次からは、普通の作業スピードで、刈取を始める。ただ、5周位までは、旋廻する角角はまだ狭いから、少々時間を掛ける。6~7周目からは、ただただ、同じペースでの繰り返し作業で、能率はあがる。(機械作業が増えるほどに、基盤整備で、規格圃場や、大型圃場になる意味がよくわかる)

今日の圃場は、条件の良い圃場だったので能率は良かった。ただ、この稲刈日和は、明日までのようだ。いよいよ、台風の御到来。それなのに、明日は、廃鶏だし。それと、母のショウートステイ日。ということで、今日の稲刈は、二枚の田んぼにまたがって、周回作業をやっておく。明日は、真ん中に残った稲を刈るだけで済む。圃場が近場にあれば、余裕のある時に、周回作業だけを、前もってやっておくと、後で、能率よく作業できる。

それでも、3時過ぎには、乾燥機の満量を刈り終え、もう一か所の田んぼの隅の、手刈りだけやっておく。

夕方、暗くなってから、明日の廃鶏に出す鶏を、ケージに詰める。大汗をかき、シャワーを使った。サア!ビールだ。


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