畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

2012-03-27 19:29:40 | 農作業

3月27日(火)  

今朝も、フロントガラスには、うっすらと霜が降りる。日中は、南風に変わり、春らしくなるとの予報だ。

畝立機を積んで、花畑に行く。彼岸を過ぎたので、葉物やダイコンの播種の準備だ。9時前には、作業を始めるが、北風が冷たく、寒い。冬の天気だ。10時近くなると、風はピタリと云ってよいほどに、止んだ。空気は相変わらず冷たいが、風の無い分、陽射しの暖かさを感じる。しばらく作業していると、暑さを覚え、薄着になる。風が南風に変わっている。先ほどの凪が、北風から南風に変わる、ちょうど分岐点だったのか。だとすると、冬の天気と春の天気の境界線の通過だったようだ。

葉物の播種用の畝は、鶏ふんを撒いて、畝立ロータリーで、鋤きこんで畝だけを立てる。ダイコン用には、マルチフィルムも張る。

明日は、地中貯蔵のサツマイモや、ヤマイモを掘りだす予定。ミニショベルを畑に運んでおく。その後、秀畑に行き、周囲の草刈。カラスノエンドウやカラス麦の生育が進んでいたので、このまま伸ばすと、刈り払うのに苦労する。早めに処理しておく。

5時前には、家に帰るが、春の予報とは言え、空気はまだまだ冷たい。日が傾くと、ぶるっとする。苗代のハウスの中に、薄いポリフィルムで、防寒用の内張りをして、外からの冷気が直接、育苗箱の並ぶプールにふれることのないようにしておく。イネに野菜にニワトリと、育て始めるこの早春は、何かと気がもめる時期でもある。これらが無事に育つのを見る喜びもひとしおだが。


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