畑のつぶやき

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食、農への思い

玉子焼

2008-10-20 19:48:54 | 食、農への思い
10月20日  ときどき 

非食用として、政府が販売した汚染米が、食用として流通されて、大問題になった。
汚染された輸入米を、工業用として入手し、偽って、食用として販売した業者は、問題外である。購入した側は、「被害者」なのだろうか。完璧にだまされて、購入した、被害者もいるだろうし、数も多いかもしれない。しかし、汚染米とは、知らなかったとしても、安い輸入米として購入した業者はいるだろう。そして、国産の米と混ぜて使った業者もいるだろう。
米を原料として、粉や酒、焼酎に加工する業者は、国産米でも輸入米でもよいのだろうか。日本酒も焼酎もビールも、原材料の表示は、ただ、「米」、「米麹」とだけしか表示されていない。煎餅などの米粉を使う食べ物も、そうだ。
日本酒や焼酎は、日本の米で造られていると思っていたのは間違いだったことが、この問題で、明らかになった。それは、良かったと思う。はかない幻想は持たないで、夜の晩酌をしようと云うことだ。
それ以上に、驚いたこと。
学校給食の玉子焼に、この汚染米が使われていたことだ。玉子焼が汚染されていたことでなく、玉子焼に、米が、(米粉だろうが)使われていたことに、おどろいた。報道でも当たり前の様だったから、玉子焼に米粉を使うのは当たり前のことなのだろう。
寿司でもギョクは、米でサンドイッチされているのかも。
これは、「食」の危機である。

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