畑のつぶやき

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廃鶏

2008-07-04 21:03:34 | ニワトリ
7月4日  のち   まも

今日は、廃鶏を出す日だが、あいにく朝から雨。時折強く降る。
2006年3月に、我が家に到着したヒヨコ。今年と同じように可愛かった。8月から卵をうみ始めて、9月には毎日、9割くらい産卵する。翌年(2007年)の夏前までしっかり働いてくれた。そして夏には、一休み。秋から春(2008年)まで、もうひと働き。夏になると産卵率は2割近くになる。可哀そうだが、ペットとして飼っているのではない。廃鶏にせざるを得ない。
平飼だから、昼間に鳥を捕まえるのは難しい。暗くなって、止まり木に止まった頃を見計らって、昨晩のうちにコンテナに、入れておいた。
今日、廃鶏業者が引き取りに来る。友人のところは、ケージ飼い。業者がケージから出してコンテナにつめる。数の少ない私たちは、友人のところに便乗する。10羽いれたコンテナを11個。雨の小降りになったときに、運ぶ。
このニワトリたち。「廃」鶏。文字どおり、養鶏業界では、産業「廃」棄物。廃鶏業者に、1羽30円の処理費を支払って、鶏達を処理してもらう。
日本で、物価の優等生、卵を、満足に食べるために、鶏達のこうした最後も知っていただきたい。

さよなら


午後、雨が止む。田んぼに穂肥を撒く。



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3 コメント

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Unknown (杏子)
2008-07-05 00:55:22
夏になると産卵率が低くなるということを初めて知りました。
トリさん、おつかれさま。
おじさんとおばさんも、おつかれさま。
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Unknown (S.K.)
2008-07-05 07:23:05

われわれ人間は、文字通り動植物の「命」をいただいて生きているのだと頭を垂れております。
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Unknown (みやび)
2008-07-08 00:32:51
しばらく忙しくしており久しぶりにおじゃまいたしました。卵大好きな息子に、きちんと読ませたいと思います。また明日か明後日おじゃまします。
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