畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

虫媒

2013-06-23 19:16:33 | 農作業

6月23日(日)   ときどき 

花畑。防獣ネットを完成させる。ネットを通したポリ紐を、ところどころパイプにしばりつけ、垂れたり、捲れたりしないようにする。タヌキには効果はないだろうが、キョンならばこれで大丈夫だろう。ただし、キョンが、鹿のように飛び跳ねて超えるようだと、再考しなければならない。とにかく、初めてのことなので、様子を見ながら、ということだ。

その後は、カボチャの防虫トンネルの撤去。ズッキーニもカボチャの仲間。女花と、雄花がある。蜜を吸いに来る、ハチやチョウチョが、花粉を運んでくれないことには、実がつかない。一つの花に、雄しべと雌しべがある花だと、昆虫に頼らなくとも、受粉は可能だ。ウリ類は、そうはいかない。だから、何時までも、防虫をしてはいられない。蔓が伸びて、生育してくれれば、害虫のウリバエすら、役立つ昆虫といえるかもしれない。ネットを撤去したから、明日朝から、女花が開くと虫たちが雄花から花粉を運び、実を付けてくれる。

その後、カボチャの畝間の草を取りながら、カボチャの蔓を伸びる方向に向けて整える。あちこちに不規則に伸びると、となりの作物に害になる。そうならないように、整枝や蔓の向き替えをやらなければならない。