畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

水仙

2010-11-17 18:02:03 | 暮らし

11月17日(水)  

小雨は、夜半から降り始めたようだ。明るくなるころには、水溜りもできていた。この冷たい雨は、降りやむことなく続き、今も、わずかに降っている。

午前中、出荷作業。連れ合いが、午後から出かけるので、二人で、午前中に片づけてしまう。作業場で、野菜をいじっていると、手が冷たく、動きも悪くなるほどの寒さだ。連れ合いは、昼食後、動物たちの段取りを済ませ、3時前に出かける。私は、この寒さの中、結局、何もせずじまい。夕方、動物たちの世話に、ちょこっと外に出て、家に入った所。明日は、一日一人だから、犬、猫、ニワトリの相手をしてやらなければならない。雨は、そろそろ上がるようだが、朝は、かなり冷えるようだ。

七十二候

金盞香(きんせんこうばし)  スイセン(または、キンセンカの説もある)の花が咲き始めるころ

そう、そろそろ水仙が咲き始めるころになった。この辺りは、スイセンが、至る所にあり、あちこちに、スイセン街道と呼ばれる所もある。家のまわり、田んぼや畑の土手、山のふもとなどにスイセンの球根が、植えられている。秋になると、そこかしこで、緑色の葉が顔を出し始める。今、その葉は、2~30㎝に伸び、その中に、茎の先端に付いた蕾が、出番を待っている。葉っぱだけに見えているが、ふと、蕾に気付く日が来る。そして、数日、蕾が開き始める。もう、そんな冬になってきた。