畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

立冬

2010-11-07 18:47:39 | 農作業
11月7日(日)    ときどき  

秋から、冬にかけての、恒例の籾殻クン炭作りをやっている。籾殻は、大量に出る。そのまま、畑の籾殻マルチなどにも使うが、クン炭も土壌の改良に良い資材となる。ネズミやモグラの忌避作用もあるといわれているので、畝立の時、土に鋤きこむ。
米の貯蔵缶(5俵入り)の中で、籾殻を蒸し焼きにする。朝、火をつける。後はそのまま。昼ころには、上の方まで、火が回ってくる。スコップでかき回し、燃え残りが出ないようにして、一時間ほど放置。その後は、ポリシートを掛け、ゴムバンドで、しっかりとめて、空気を遮断する。そのまま一日も置けば、火は自然に消えている。ポリ袋に入れ、次の火入れだ。一日おきに繰り返すのが、日課になっている。
そんなことをやりながら、精米や、米の出荷準備など、をやると、半日など、すぐ経ってしまう。
半日は、畑。タマネギの苗取り。植付は、連れ合いに任せ、畑の片付け。ダイコンの畝間の中耕徐草。管理機ではやれないほどに、ダイコンが育ってしまったので、鍬で、掻くように土を削り、草を取る。ただ、草はそのままだから、よほど乾かないと、再生するものもあり、管理機ほどには、よくできない。

今日は、立冬。
七十二候は、
山茶始開(さんちゃはじめてひらく)  ツバキ(サザンカの説もある)の花が咲き始めるころ