畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

農産加工

2010-07-22 19:27:05 | 農作業
7月22日(木) 

野菜の出荷をしていると、撥ね野菜がかなり出る。また、キュウリ、オクラなど、毎日収穫しないと大きくなりすぎるものもある。そういう野菜の処理に困ることがある。タマゴの配達などの時に、よろしければと、差し上げることもよくある。しかし、今年のキュウリは、それでも追い付かない。
そこで、保存漬を始めた。まず、残っているキュウリを毎日、塩漬けにしてゆく。毎日、毎日、足し漬にする。キュウリの重さの一割の塩で、漬け足しておく。一週間もすると、下漬けのものだけで、20kgにもなる。今日は、それを本漬けにした。
本漬けは、保冷庫の中にする。常温で漬けておくと、かなり塩をきつくしても、黴が上がる。こまめに手入れしないと、本体もだめにしてしまうことがある。まめにやれない我々のようなものは、保冷庫利用の方が、安全だ。
保冷庫内に、大きな漬け樽を用意する。下漬けキュウリを洗い、やはり、重量の一割位の塩をまぶして、漬けこむ。夏の間、何回か繰り返すと、かなりの量の、キュウリの塩漬けができる。秋から、冬にかけて、気温が下がり、作業にもゆとりができたら、塩出しをして、いろいろな漬物に、挑戦してみよう。奈良漬、味噌漬、福神漬、等々。
高齢農家にとって、余剰農産物を、有効に使って、農産加工品を作るのは、一つの道である。若い時みたいに、がむしゃらに、動けなくなるので。
午後は、トラクターの修理が終わる。畑を耕し、夕方には、大豆の定植。5トレイ植え終わるが、2トレイ残してしまう。
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