畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ゆく夏

2009-09-07 18:48:46 | 暮らし
9月7日(月)  いちじ 

明日は台風の影響で、一日雨になる予報。雨の前に、やっておきたい事。稲藁の収納と、畑の刈り草の焼却。
朝から田んぼに出る。昨日に引き続き、藁を集めて結束する。午後も続け、40束弱、軽トラ一台と半分ほどを、収納、屋根の下に入れる。
4時近くなり、急いで畑に。刈り払っておいた草は、よく乾いている。適度に集めて火をつける。よく燃えて、草だらけだった畑は、きれいに、灰に覆われ、黒っぽくなる。耕して、冬野菜の準備をしなければ。

田んぼで、藁を集める作業をしていて、ふと気付く。昨日は、暑く、汗でべっとりになったが、今日はそんなことはない。うっすらと汗ばむほど。耳に入る蝉の声も、ミンミンゼミと、ツクツクボウシ。心なしか、さびしく聞こえる。もう秋が交代したようだ。
私たちの地域は、稲刈が済むと、夏が終わる。しかし、稲刈は、秋作業なのだ。
「秋は終わったかい?」などの会話に、現れている。