畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

バラ

2008-06-05 20:16:16 | 暮らし
6月5日  のち 

朝、雨が降ってくるが、その後止んで、夕方まで曇り空。午後は小雨が断続的に降るが、短い時間だった。畑仕事が出来た。
ヤマイモの植え付け。カボチャの防虫ネットの撤去。カボチャやズッキーニに雌花がついてきた。早朝、花が開く。このとき、蜂や蝶などが吸蜜に来て、雄花の花粉を雌花に付けてくれると実が出来る。雨だと昆虫の活動が鈍く、受粉できない物も出てくる。雨が続かない方が良い。

このバラは、私が中学か高校の時、植えたもの。だからもう45年近く花をつけている。といっても、その頃はまだここに住んでいなかった。新潟県から引っ越してきたバラだ。
生まれ育った家は、魚沼地方の魚野川のすぐそばだった。私が中学の頃だったと思う。魚野川の堤防工事のため、移転になった。元の家から2~30mの所に家を建て、移住した。
元の家は、祖父が建てたもので、平屋で、庭もあり、手入れはしていなかったが、築山もあり、いろいろの樹も植わってた。そこでよく遊んだ記憶がある。新しい家は、田んぼだった所なので、当然、何もない。同じ集落に住む、母方の伯父が、バラの苗を分けてくれ、それを家の脇に植えたのを覚えている。家を出るまで、時々、手入れをしていた。
家を離れてからは、そのバラのことは思い出したりもしなかった。
その後、十数年、私たちが、農的生活を求め、ここに移住した翌年、両親もここに移住した。その引越しのとき、家の庭からも、何種類かの苗を移植した。その中の一つが、このバラだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする