畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

自己紹介-その2

2007-11-05 19:34:11 | 暮らし
今日は のち 

私たちは、この地に移住して25年になる。私は、学生時代、そして建築関係の会社のサラリーマン生活を東京で過ごした。その間、連れ合いと一緒になり、一人娘も出来た。しかし、満員電車での通勤や、コンクリートの箱住宅生活、人、人の過密な生活がいやになり、自然の中での生活に転換したくなった。連れ合いは私以上に積極移住派だった。
私の故郷は北陸の農村で、そこも候補のひとつだったが、私たちの都市での友人、知人たちとの交流を大事に続けたかった。それで、より近いところとして、当地を選んだ。
都市を脱出したら、まず食べ物を自給しよう。(食の安全が大きな社会問題ともなっていた。)それで、山の中より農村に。
最初の出発は、田んぼ10a、畑7~8aだった。小さい鳥小屋を立て20羽のニワトリを飼った。まずは自分たちの自給。余分に出来るタマゴや米を、友人に買ってもらった。食べ物の自給は出来ても、まだ、農業で生活は出来ない。当面は、サラリーマン時代の経験を生かし、設備屋の職人として週4,5日雇ってもらった。連れ合いもパートに出た。
少しずつ知合いも増え、田んぼや畑も借りれるようになてくる。初めのころは、山間の小さな段々の田んぼや、小さな畑も耕した。それでも、米や、野菜の余剰は少しずつ増え、農産物の販売額も増えてくる。鶏舎も作り足し、ニワトリも増やした。田畑もより条件の良いところに、増えていった。
ようやく、農業中心の生活が出来るようになるのに、7~8年かかった。

今日の農作業  山芋、菊芋収穫。 トマト、ナスの支柱片付け

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