ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

999      (続) 母の日のプレゼントの帰省

2008-05-15 10:28:19 | Weblog
※ 雨の讃岐富士。
  クリック♪


きのうの続き


考古館からの景色を堪能したあと山を降りる。
上から黄色く見えていた畑のそばでクルマを停める。
「なんだろねコレ」
「麦かな」
黄色くて小ぶりの稲穂(?)を1本だけシッケイして、クルマで待っている母に持っていく。
「これ何でしょう?  麦かなあ」
母はシゲシゲとそれを見つめたり触ったりしたあと、おもむろに口に入れてカミカミ・・・


「小麦じゃ!」


そうか。
この小さな黄色い稲穂は小麦だったのか。
フ~ンと納得していると、その後もクルマの中からいたるところで黄色い小麦畑を見かける
最近では小麦を作る農家が減っていると何かで読んでいたが、さすがウドン処の四国はちがうなと感心した

11Rを走って新居浜市内へ入ると、うっそうとした緑に囲まれた小さなお城みたいな建物が見えてきた。
なんだろうと目を凝らすと、看板に ‘自家製ワッフルの店 シンデレラの館’ と書いてある。
「あ! いいな~ココ
ちょっと通り過ぎたのでUターンして戻ると、ここもまたもや定休日だった。
「お母さん、今度は必ず食べましょうね、ワッフル」
「??」
「ワッフルって知らないですか?」
「・・・・知らん」
「紅茶やコーヒーと一緒に食べるとオイシイんですよ」
「どんなん?」

いざ説明しろと言われると案外むずかしい。

「えっと、ケーキではないし・・・・ホットケーキみたいだけど、ホットケーキほど柔らかくなくて・・で、クッキーほどは硬くなくて・・・クリームやジャムを乗せたりして食べるですけど、ん~~~と(汗)」
「・・・・・・・・・」
「まあとにかく今度食べに行きましょう♪ すっごくオイシイんですよ!!」


とりあえず勢いでごまかした。


もう少し行くと、今度は傾いた喫茶店が見えてくる。
「あれ? ここもオモシロソウだよ
今度はちゃんと開いていたので中へ入る。
奥の部屋へ入ると、むかしの遊園地でよく見かけた ‘びっくりハウス’ みたいな設計で
部屋全体が傾いているような錯覚に陥る。
「きゃあ、なんか酔いそう
3人でワーワー言いながら窓際のソファーに座る。
私も喫茶店をするんだったら、こんな楽しい店がいいな~。

家へ戻ると4時を過ぎていた。
ちょっと疲れたので隣の部屋でいねむりをさせて貰う。
クルマの中では眠れないくせに、家の中であればどこだってOKなのだ。

帰り際、「なんにもないんやけどな」 と、朝市で買ったグリーンピースを10パックほどと、仏壇に飾ってあった立派なメロンをお土産にもらう。
6時少し過ぎに出発。
「今度は7月やなあ・・・(兄の法事がある)」
ちょっと寂しそうな母の顔を見ながら、6月にももう1度来れればなあと思った。


お腹がペコペコだったので、高速に乗ってすぐの豊浜SAで夕食。
かなりの空腹だったため、カツどんと讃岐うどんのセットを注文して完食。
それでも足りなくて、売店でパンを買って食べる。

再びクルマに乗りこむと、間もなく本格的な雨が降ってきた。
「天気予報ピッタリだったね~
雨は段々と激しくなり、路面は水しぶきで白く反射して見えづらい。
助手席の私も、汗ばんだ手をギュッとにぎりしめる。
結局この日は休憩なしのまま宝塚へ到着。 10時前に自宅へ着いた。


翌日(5月14日)は午前中から、先日のNの叔母のご主人のお葬式(吹田)
阪急三国から歩くが、大きな道路沿いにはコルクなどを作る中小規模の工場がたくさんあって見飽きない。
朝方は涼しかったが、お葬式が終わって斎場へ向かう頃にはかなり気温も上がり、空には夏の雲がモクモクと広がっていた。
途中、古そうな商店街が見えたので運転手さんに聞いてみると、そこはちょうどJR吹田のそばで、周辺には古い店がかなり残っているのだとの事。
ここもゆっくり散策してみたい。

Nは1時から来客、私もレッスンがあるので、斎場で最後のお別れをしたあと、そのままタクシーで宝塚へ戻る。
斎場のことで話していると、「吹田も大阪市内も人口が多いので、こういう場所では分刻みに行動しないとかなりウルサイんですよ」 とのこと。
渋滞だろうが何だろうが、ちょっとの遅れでもかなり怒られるらしい。
便利さと同時にどこかでムリが生じるのはどの世界でもおんなじだ。

私がレッスン中、仕事が早く終わったNだけが再び吹田の葬儀場へ駆けつける(初七日の法要)
強行軍だが、叔母さん達も喜んでくれたようで良かった。
母の兄妹は皆高齢なので、参列したくても出来ないのだ。


夜はてん川のカレーうどん(やっぱりオイシイ
そのあとはHIROへ。
ウォッカのヒモを何にするべきか、スポーツ紙を見ながらあれこれ迷う。
1日の疲れをいやす憩いのひと時なのだ♪


おわり

コメント (2)
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