ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

486       早朝のサイレン

2006-11-02 21:45:41 | Weblog
※スケキヨ君だが・・・やっぱりもう一つ可愛くないなぁ
クリック♪


早朝、救急車のサイレンの音で目が覚める。
枕もとの時計を見ると3時50分だった。
いつもならまず目を覚ます事のない時刻だが、前日からの風邪のせいで眠りが浅かったのかも知れない。
寝床の中で(何処だろうなぁ・・)とボンヤリ考えていると、今度は消防車のサイレンまで聞こえて来て、すぐ近くで音が止まった。

思い切って寝床から起き出し窓の外を見るが、何処なのか判らない。
Nを振り向くとスヤスヤとよく眠っている。

急いで上着をはおり、素足にサンダルをつっかけ玄関の外へ出た。
目の前の176Rを見回すと、2,30メートルほど東側の道路沿いで、救急車のものと思われる赤いランプが点滅している。
急いで走っていくと、同じ町内の○○さんの家の下に、救急車と大きなハシゴ車が停まっていた。
石垣の上の古いお屋敷の辺りから、係りの人達の大声が響いてくる。

しばらく見ていたが、他に誰も居ないし、風邪をこじらしてもいけないので(そろそろ帰ろうか)と思った頃
JRの小さな踏切側の向こう側から1台の車がスーッとやってきて停まった。
暗くてよく見えなかったので、親戚かなんかの人が駆けつけて来たのだろうと思っていると
なにやら制服姿らしい男性が4,5人、手に手に大きなライトを持って飛び出して来て、そのまま石垣を駆け上っていった。
停められた車をよく見てみるとパトカーだった。

石垣の上に古色蒼然とそびえる○○さんの家を思い出しながら、(ここはお年寄りの1人住まいだし・・何か事件でもあったんだろうか) と考えると、ちょっと怖くなってきた。
不謹慎なようだが、『犬神家の一族』 を思い浮かべゾッとしてしまう。
私のほかに見物人は誰もいないし車の通りも少ない。
気になりつつも家へ戻ることにした。

でも、部屋へ入るとやっぱり気になって寝ているNを起こす。
「ねえねえ!! 近くで何か事件があったみたいだよ!」 というと、Nがネボケまなこでパツと起き上がろうとした。
「別に起きなくってもいいよ・・・ アノネ、○○さんのところに救急車と消防車とパトカーが来たんだよ」

私の話を聞くうちにNもすっかり目が覚めてしまったようで、そのままリビングへ行ってしまった。
私は再び眠り直す・・・・ 

朝起きてすぐ○○さんの家の前まで行ってみたが、別になんの変わりもないようでシンとしていた。
何事もなかった事を祈るしかない。

風邪が抜けず背筋がゾクゾクと寒い。
午前も午後も、ソファーの上で小さな毛布にくるまりながらコンコンと眠る。
お昼ごはんも作れないので、Nにミニコープの巻きずしとオイナリさんのセットを買ってきて貰った。
食べると又すぐウトウトとなりトロトロ眠り込んでしまう。

時おり庭の方から、「こら、クロ!」 「こら、アカンやろ」 と、Nの声がする。
(そう言えば、きょうはトビクロや源さんの写真を撮ると言っていたっけなぁ)とボンヤリ思い出しながら、またウトウトと眠り込んでしまう。


早く風邪を治すため、何度も何度もしつこくウガイを繰り返す。
急に冷えてきたようなので、ブログをお読みの皆様も充分ご注意下さいね

おわり
コメント (9)
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