ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

175   不思議の国のアリス

2005-12-29 21:05:37 | Weblog
※シオンちゃんとN クリック♪


きょうは今年最後の病院送迎日。
7階の食堂から見下ろす見慣れた大パノラマが
きょうはナゼだか少し淋しく見えた。
なだらかな曲線を描く鳴尾浜、冬の光を反射させてキラキラと輝く海、
そして、遠くにうっすらと浮かぶ淡路島・・・
かすかな不安、あきらめに似た気持ちが胸の中を交差する・・・

時間待ちを利用してドライブ。
特に思いつく所もないので、きょうも「船坂」方面へ向かう。
少し山あいに入るとかなり雪が残っている。
有馬にさしかかる手前で車を停めて歩く事にした。

左手が沢になっている細い一本道を登っていく。
雪は思っていたより残っていた。
途中、大きな料理旅館が1つあったくらいで
あとは、「売り地」の看板が立てられた空き地が目立つ。

10分ほど登ると「船坂砂防ダム」に出た。
異常に元気なトンビの鳴き声が聞こえてくるが姿は見えない。
雪の中に2台の廃車を発見。
まるで炎上したかのような、ひどい有り様だった。
辺りはシーンとして人っ子一人居ない。
急に不安になり、Nをうながして元きた道を戻ることにする。

下りは、凍りついた道を滑らぬよう気をつけて進む。
途中、『カフェ&レスト アリス』と書かれた看板の立つ建物があった。
半分雪にうずもれた可愛いらしい庭にズカズカ入って写真を撮らせてもらう。

病院へ戻って帰り道、先ほどの店『アリス』へ入った。
デンマークから取り寄せたという暖炉に、次々と太いマキがくべられ
真っ赤な火が勢いよく燃える。
店内は自然に溶け込んだアンティーク調の小物でセンスよくまとめられていた。
Nは「ビーフシチューセット」、私は「和風ランチセット」を注文。
どのセットにもついて来るという<古代米のお赤飯>も美味しい。
穏やかな雰囲気のオーナー夫妻にも好感が持てた。

店を出て、庭の奥にいるというゴールデンの「シオンちゃん」を見に行く。
ノンビリとした、見るからに平和そうな子だ。
舐めたりジャレついたりはしないけど、ビュンビュン振るしっぽが
彼の(彼女の?)気持ちをよく表している。
ナゼると、とっても柔らかくて温かだった。

サヨナラを言って雪の船坂をあとにした・・・












コメント (4)
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