ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

173   凍傷

2005-12-27 22:38:02 | Weblog
※ 坊ちゃんせっけん


きょうは午前中から‘Nのカン違い’が元で1日の計画が狂う。
来年はお互いにもっとしっかりしよう。

お昼におうどんを食べて、忘年会に出かけるNを見送る。
レッスンが無い日は気持ちもラクでついゴロゴロしてしまう。
ソファーに寝転んで、テレビを『ショップチャンネル』に合わせると
<洗顔せっけん>の宣伝をしていた。

せっけんと言うと苦い思い出がある。
3年ほど前の冬、ある女性雑誌を読んでいて目がクギ付けになった。
それは、歌手の●村チヨさんの<お肌のお手入れ>に関するページだった。
そこには、<そんな歳とは全く思えない、まるで赤ちゃんのようなスベスベで柔らかいホッペタ>の持ち主、●村さんのお肌作りの秘伝が書かれており
その日から、私はすっかりそのページの虜になってしまったのである!

その秘伝とは
<ゴマ・いりこ・きなこ・ワカメを混ぜ、ミキサーで粉砕したものを毎日食べ続ける>

そして次が肝心・・・
<毎日、氷水に浸したタオルを何度も顔に押し当てるのを続ける事>

(これだ! 赤ちゃんの肌になるならコレしか無いっ!!!)

別に日頃から赤ちゃんの肌を目指していたわけでは無かったのだが
たまたま、その時の文章が妙にツボにハマってしまったのかも知れない。

そして私は決行した。
真冬だというのに洗面器にザクザク氷を入れ、そこにタオルを浸し、絞って、顔に押しあてる作業を・・・
冷たさなんてまるで気にならなかった。
私の脳裏にあるのは「赤ちゃんの肌」だけだった・・・

十日も過ぎた頃だっただろうか。
とつぜん肌に異変が起こった。
目の下から頬にかけて、赤くカブレたようになって来たのだ。
その頃、お肌のためと思って化粧品も代えたところだったので
カブレはそのせいと思っていた。
ところが、その化粧品をやめても肌はいっこうに治らない。
赤みを引かすためにも、氷のタオル湿布は念入りに続けていた。

その頃、皮膚科のお医者さまでピアノを習われている方がいらした。
肌を見てもらって相談をしたところ、ポツリとひと言

「それは軽い凍傷じゃないですかねぇ・・・」
      

なんで?
なんで●村チヨさんは<赤ちゃんの肌>なのに、私は<凍傷>なの????

「ああいう人達は普段スポットライトなど強い光を浴びる事が多いから、かえって良いのかも知れませんねぇ・・・」
「それに、きっとその後で念入りなお手入れをされていると思いますよ。
 冷やしっぱなしじゃなくって・・・」

気の毒そうな表情でそう言われた後、「やはりお肌のお手入れは化粧水→乳液→クリームという基本をしっかりするのが1番」と締めくくられる。

上の写真の「釜出し一番 坊ちゃんせっけん」は
そんな最中にわざわざ仙台の会社からお取り寄せした低刺激性のせっけんである。
今となっては見向きもしないこのせっけん・・・
Nが毎晩根気強く使い続けているようだが、まだあと10個以上は残っているはずだ
(欲しい方、差し上げます





コメント (4)
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