信州の冬は寒い。北西の日本間の窓、シャッター+二重ガラス+雪見障子なのに外気が零下10度位で少し結露してしまう。まあ、暖房時の乾燥防止にずっと加湿器を付けているせいもあるのだが。
心なしか、寒気も忍び寄って来るので、ガラス窓と障子の間に、ポリカ中空板の簡易窓を取り付けることにした。ルーターで木枠に溝を掘り窓枠を作る方法もあるのだが、僅か数cmの狭い空間に簡易窓を入れねばならないので、厚みのあまりない既製品のポリカ窓用のプラスチック枠を買ってきた。
インストラクションに従って、必要な部材の寸法を決め、適宜切断して行く。この辺りは既製品の良い所、自分で設計するより簡単で良い。
窓の高さが1800mm以上あるので、定尺のポリカーボネートハモニカボードではダメ。幸い2200mm物がコメリの通販で安く手に入ったので、慎重にカッターナイフで切断。
上下端を透明テープでシールして、これまた寸法に切ったプラ枠板を嵌めて、あっという間にポリカ窓完成。
ガラス窓と障子の間の狭い空間に、窓枠レールをドライヤーで加熱して接着していく。
一枚ポリカ窓を取付けてみる。干渉せずにスムーズに動く。
外から光は入るが、ハモニカ構造の為、外から覗いても、中が見えないので目隠しにもなり一石二鳥。障子を取り付けて完成。
ガラス二重、ポリカ二重にシャッターと障子が加われば、30度の内外気温差も何とかなるだろう。
---------------------------------------------------------------
他のポリカ、ハモニカーボの工作記事はこちら
---------------------------------------------------------------