画家の小穴隆一が親友の芥川に、自分の育った家の庭のことを話したことをきっかけに、芥川が作った小説に「庭」がある。
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現在の我家に、その庭の一部が残されている。近所の歴史愛好家十数名が上の絵の痕跡を見たいと言うので、ご案内した。

皆さん熱心に庭を見ていただき、庭に残る「閑園神霊」の碑が小穴隆一の絵にも描かれている等と言う発見もあった。
付録: お盆の大雨で庭の窪地、かって心の字池のあった辺りに水が貯まり、小さな池が出現した。元の大きさの数分の一ではあろうが、心の字の形をしているようにも見える。

芥庭