逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



昨日は最終組立完了後に勇んで、さあオーニング開閉と紐を引っ張ったのだが、オーニングは動いてくれずで終わった。ブツを見て、原因はすぐ分かったのだが、頭を冷やすため、一晩そのままにした。スライドポール上をすべって動くS環は、わざわざスライドポールの外形D32にぴったりの径、約D33mmに調整していた。


しかし、これが間違い。紐を引っ張り開閉しようとすると、S環は斜めになり、スライドポールとほぼ全周で接触し、セルフロックしてしまう。これを避ける為にS環の径を大きくすれば、斜めになっても接触点は1点のみ。斜め30度位になれば、摩擦力よりも、スライドポール方向の分力の方が勝って動いてくれるはず。 幸いS環には余裕があるので、ペンチでD45位に径を拡大する。



よかった、無事設計構想通りオーニングを畳むことができた。



もう一度オーニングを展開してみよう。



綺麗に展開し、かつ弛みもほとんどなく、ピンと脹れている。



径を拡大したS環はセルフロックすることも無く、開側の紐により左側、南側支柱の方向へ斜め30度で引っ張られている。



引っ張っている紐は南支柱連結ポール上で180度回り、母屋側ブラケットへもどる。



母屋側ブラケットのスライドポールの両側にはD16のコロ状のスペーサーが入れてあるので、ここから下に向かい、そこで紐を引けば、オーニングは展開するという構造。



オーニングを畳む時は逆の紐を引けば、畳まれる。と言う訳で、市販品のように簡単にオーニングを開閉できる構造になった。

オーニングの高さも2.7mから2.2mあり、ウッドデッキ上には邪魔になる構造物が一切無い。ダイニングから庭は勿論、空も見えるので、解放感を妨げない。



部分的にはまだ改良点はあるが、市販品の1/10以下の予算で、感じの良いオーニングができたので、自分としては95点くらいをやりたい。



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