我家には15年前に買った電動アシスト自転車、サンスターDS-20Li があるのだが、重量22kgと重いのに、電池が小さく、航続距離が20kmくらいしかない。長年の使用で、Li電池が劣化しつつあるので、電池パックの改造も視野に入れないといけない。


70才を越え、筋力と気力が衰えてきたので、せめて100kmくらいは走れて、できれば美ヶ原や乗鞍を登れる、乗って楽しいドロップハンドルの電動アシスト自転車がほしいのだ。
当初、ヤマハのYPJ-ERとか、

BESVのJR1とかが欲しいと思っていた。

ヤマハはスペック的、信頼性的には良さげなのだが、いかにも電動アシスト自転車然としたバッテリーパックが引いてしまう。
BESVはスタイル、値段、重量から魅力的。大きなスプロケとディスクブレーキに隠れたリアホイールモーターのおかげで、ほとんど電動アシストと気が付かない。ただ、何人かの使用実績を調べてみると、モード切替スイッチ不良が目立つのと、バッテリー容量少で、予備バッテリーが無いと乗鞍は無理そう。
半年前に試乗したSpecializedのTurbo Creo SL Comp Carbonは完成度も高くスタイルも良いのだが、年金生活者に手の届くお値段ではないのが玉に傷。

この所、悩んだ時は、困難な道を選ぶという、へそ曲がり気質が首をもたげたのと、既に6台ある自転車をこれ以上増やすなという圧力もあり、既存の自転車を改造する方向で検討を進めてきた。
第一の選択は改造の楽なリアホイールモーターとするか、改造が面倒なミッドドライブモーターかだ?
ネット調査の結果は、機械力学的にはやはりミッドドライブがトレンドのようだ。
ヤマハやシマノがミッドドライブモーターを作っているので外販してくれると良いのだが、グレーゾーン改造を嫌ってか?外販はしていない。一般向けミッドドライブアシストユニットとしてはBafangブランドが一番売れているようだが、このドライブは電動モーターサイクル寄りで、電動アシスト向きではないようだ。トルクセンサーが無く、漕ぎ出ししばらくしてからアシストが掛かる、もしくは、アクセルスイッチでモーターを起動するなど、日本の法律からも、???? である。
ミッドドライブキット2番手のTongsheng TSDZ2 はトルクセンサーがあり、日本の法律に適合したアシスト24km/h以下規制に合わせたセッティングが可能のようなので、TSDZ2を選ぶことにした。
で、何処から買うか? メーカー直販はしていない様子。
Yahooを見ると、だめだこりゃぁ! 電池なしで10万円。

Amazon.co.jpを覗くと、電池込みで、¥87,000かぁ

中国製なのだからと、Ali Expressを覗くも、似たような値段なので、面倒なだけで魅力なし。
続いて、Amazon.comを覗いて見たら、$569.99+60≒¥80,000とちょっとお安い。

米国アマゾンには口座はあるものの、購入履歴なし。若干の心配はあるが、今後も高額品ではやはり日本より米国アマゾンの方が安いことが多いので、発注することにした。
さて、どんな品物が届くのか? どのくらい時間がかかるのか?
楽しみに待つことにしよう。
-------------------------------------------------
念のためパッキングリスト他のメモ
-------------------------------------------------
Product description
Free Gift --- Head light, taillight, Wrench and Y-splitter extension Cable, the other seller do not offer these free gift
Item Parameter
Motor:TSDZ2h mid-drive high speed brushless geared motor
Position:Mid Motor
Construction:Gear Motor
Rated Voltage:36V
Power:350W
Max Torque:80N.m
Controller:Integrated into the motor
Sensor:Torque sensor is integrated into the motor
Power Assist Ratio:36%-300%
Bottom Bracket:68mm-73mm
Chain Wheel:42T
limited current:15A
Max Speed:37km/h
Motor weight:3.6kg
IP-Code:IP54
Certifications:CE Certification
Battery:
Kettle Battery: 36V10.4Ah;
Packing List:
TSDZ2B mid-drive motor x1 PCS
Power-off brake lever x1 Pair
Thumb Throttle x 1 PCS
VLCD5 display with Controller x1 PCS
Power connection cable x1 PCS
Installation Tools x1 PCS
Crank-arm x1 Pair
Speed detective sensor x1 Set
Battery and charger---optional
Free Gift: Head light, taillight and Y-splitter extension Cable
グレートジャーニーの電動アシスト化に関する記事はこちらのリンクで、
すごいことになりましたね!
できるお方はいいですね。
うらやましい限り。
楽しみにしています。
是非、ブログアップをお願いします。
連載を楽しみにしています。
頑張ってください。
想定内の出来事にはさほど驚かないが、どうなりますでしょうか?
ほぼ同じ理由で電動アシスト化に向けて調べていたところ、ここにたどり着きました。
年齢的にはまだまだ電動アシストは必要ないと言われたのですが、、元々何かスポーツをやっていたわけでもなく、体力に自信も無いし、激坂しかない地域なので…
早速質問で恐縮なのですが
出来るだけ日本の法規に触れないような物にしたいのですが、10kmからのアシスト減衰の所で引っかかっています。
tsdz2 parameter configuratorというツールで出力や
制限を変更出来るみたいなのですが、プログラム的なことは理解できませんでした…
VLCD5では日本のモードに変更できるみたいですが、VLCE6でも可能なのでしょうか?
VLCE6のことは分かりませんが、VLCD5では一応日本モードがあり、アシストの最高速度を24km/hに設定することができます。
http://momonger1.web.fc2.com/maps/2021/Tongsheng-VLCD5-manual.pdf
を参照してください。
しかしながら、完全に日本の法規(含む政令)に従うことは不可能です。なぜなら、コントローラーの設定を変えて、アシストの最高速度を24km/hより高い速度に設定可能ですし、欧州モードにすることも可能⇒これは日本の法規に触れます。日本の法規では、設定変更可能な電動アシストは販売禁止で、まともな自転車屋さんは警察沙汰を恐れて売ってくれません。
きちんと日本の規制値に入るように設定して乗っていても、機材自身は違法というグレーゾーンにあるのが悩ましいところです。
法規の24km制限と10kmからの減衰さらに「改造することが容易でない構造であること」というところですね。
PC等を使ったツールでコントローラーでの最高速度を変更禁止にしてしまえばよいのか、それでも機材的に違法とみなされるのか、曖昧な解釈ともとれる認識です。
ちなみにあまりこのユニットが売っていないのは。海外のサイトの記事で見た話によるとTongshenはBafangに権利侵害で訴えられたようで、AliやAmazonでの公式メーカーの販売はできなくなった影響のようです。
そしてショップで聞いたのですが、Specializedの電動自転車はBesvやYAMAHA等とは一線を画した性能となっています。
実は厳密に日本の法規には則っておらず、メーカー独自が保証して販売しているようです。
なので、もし安くで中古品などがあったとしても、メーカー保証外となる可能性があるので注意する必要がありそうですね。
私も60代半ばとなり体力の衰えのためか電動アシストが魅力的に感じています。自転車は何台も有るので、Amazon等で売っているBAFANG後付けユニットを検討したことも有りますが、日本の法律では公道を走れないことが分かり断念していました。
ホンダからSmaChariという電動アシストシステムが出るとのことですが、ホンダはハードはやらず、ソフト部分のみ対応し、自転車自体はY’Sロードが担当するようですね。このような形で販売スタートしたら、今後ホンダからユニットを販売することは多分できないでしょう。もしかしたらユニットはTongsheng TSDZ2その物なのでしょうか?モモンガ―さんのご見解をお聞きしたいです。
他の所でも書いているのですが、日本の法律では私の自転車はグレーゾーン、日本モードでアシスト24km/hでアシストが切れるようにしていても、簡単に日本の規制速度を変更できないことという所で引っかかり、日本の法律に適合していないとされる可能性があります。
Smachariは制御ユニットがホンダ独自なので、裏メニューを知らない限り容易に改変できないので、適法でしょう。ただ、後付けでユニットを販売することはできないと思います。例えば小径車に取り付けると偽って、ユニットを買い、それを700Cの自転車に取り付ければ、表示スピードは20km/hでも実際は40km/h出すことができてしまうから、Y'sなどと提携して、完成車としてしか販売しないものと推定します。
グレーゾーンですが、TSDZ2はアシスト感覚も自然で、私の様にエコモードを主に使っていれば、私のブログ友のYamahaのYPJなんかと殆ど同じ乗車感覚であるし、走行距離、獲得標高なんかもほぼ同じレベルですね。
私も日本モードの有るTSDZ2をAmazonかAliexpressで購入して現在有るTREK FX3 Discに付けようと思います。
いろいろ躓いた際は相談に乗って下さい。よろしくお願いします。