逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



3/30、気温が20℃になりそうだと言う天気予報で、標高の高い所のサイクリングでもOKだろうと、車載で家を出て白樺湖に着いた。今日は霧ケ峰から四方の山々を眺めるサイクリングにするつもりだ。
だが、しかし、空は晴天なのに、走り出して数分でサイクリングには黒雲の気配が、、、、


何々、雪崩でビーナスラインは全面通行止め、「聞いてないよ!」(調べてないよ!が本当なのだが)
他に適当な迂回路がある訳でもないので、とにかく行ける所まで行って見ようと走り出す。
標高を上げると蓼科山、白樺湖と周囲のスキー場が見えてきた。


淡々と雪の無い乾いた道を登る。本当にこの先に雪崩なんてあるのか?



車山スキー場を過ぎると、この申し訳程度の通行止めゲートがあった。
「この先も何とかなるんじゃねぇ?」と軽く乗り越えてと、


車は一台も通らないし、ちょっと不安はあるものの、楽しく登る。行く手にレーダードームが見えてくればピークも近いはず。


雪崩除けの柵の向こうに少し雪が崩れた跡があるが、でも通行止めには程遠い。


と角を間がったら、これでした。高さ2m、巾数十mに渡って、雪の塊が道路を完全に塞いでいる。参ったね。(帰宅後ネットで見たら1ヶ月前の雪崩の跡のようだ)


走り出してまだ1時間、ここから引き返しても、山は見えないし、、、
雪崩の始まった斜面をよく見ると、地面が覗いていて、さらに落ちて来るような雪はまったく無い。雪崩の雪は良く締まっていて歩いて登れそうだ、、、、


幸いなことに今日は19kgのグレートジャーニー改ではなく8kgのカヨちゃんで来ているので、バイクを抱えて雪崩を突破。(良い子は真似しないように!)
さて、ここからは全く一人の世界、事故ったら一巻のお終いなので、少し慎重に走る。
少しづつ視界が開けてきたが、逆光と春霞のおかげで、八ヶ岳が限界、富士山は目では見えるが、私のスマホのカメラでは捕えようがない。



富士見台まで登ってきた。せっかく人っ子一人居ない絶景ポイントなのに、富士山は春霞の中。南アルプスと中央アルプスも霞んでいる。


だがしかし、目を西の方向に転ずるに従って、左に御嶽、右に乗鞍が白く輝き、


そして、お目当ての北アルプス。穂高連峰、常念岳がくっきりと聳えている。


この景色を楽しんでいるのは私1人、車でも、スキーでもここに辿り着く人は無いようだ。
気温もこの時期とは思えない10数℃、春霞はあるが、雲も風もなく、しばしこの風景を独占して楽しむ。

と、走ったのはこんなコースの前半。後半の記事はまた明日UPの予定。




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