マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

第2回民俗行事を語る会inきまぐれや~世代を超えて伝統を受け継ぐ 火にまつわる民俗行事を語る~

2024年08月20日 07時36分27秒 | 民俗を語る
とっておきの案内をつくってくださった。

再びお逢いする松田度氏

エリアは所在地の大淀町を主に据え、奈良女子大学大・紀伊半島学研究所協力研究員も兼ねる大淀町教育委員会主任技師(学芸員)の松田度氏。

民俗を語る対談の初回は、令和2年2月24日に



これまで語ることもなかったさまざまな分野のあれこれ民俗を伝えた。

翌年の令和3年の語りの場は、新型コロナウイルス拡散防止にお店を閉めていた関係上、やむを得ず中止の判断。

初回から2年後の令和4年は、コロナ対策は緩やかになったときを選び2月21日(月)に決まった。

民俗を語る会は、定員制限を設けて開催を予定してくださった。

制限を設けていたSNSで、参加を呼びかけたら、瞬く間に満員御礼。



知人の写真家のSさんも応募され、定員内に入ったそうだ。

今回で3回目になる写真展示は、テーマを” after-コロナに・・” に望みを込めて、希望の炎の作品を店内に広げる「きまぐれや写真展2022 💭リ・ビュー~もっぺん見たい大和の年中行事~。

“火”のテーマから、浮かんだ“とんど焼き行事”にまつわる民俗のよもやま話。

対談タイトルは「世代を越えて伝統を受け継ぐ ~ 火にまつわる民俗行事を語る会~」

よもやま話に語るキーワードは、天筆(てんぴつ)、小正月、二ノ正月、小とんど、もらい火、餅、ハサンバリ・・・

小豆粥・ナルカナランカ(※成木責め)・枇杷の葉・カヤススキ・苗代田、灰撒き・・などなど民俗の一例を。

年中行事にいろいろあるが、全国的にみられる、圧倒的に多い地域行事の“とんど”。

とんどの他に、どんと、どんど、左義長どころか、どんどや、さいと焼き、おんべ、など日本全国さまざまな地域が、それぞれの呼び名がある小正月行事の一つ・・・

当日用に、レジメも準備した。

< 1. はじめに・・>
・・・ とんどを見たこともない人たちが騒動を巻き起こす一例


< 2. とんどに燃やすのは >


< 3. 小正月行事のとんど~二の正月とんど >


< 4. とんどの大きさ、形、飾りつけ >


< 5. 天まであがれ・・天筆は書初めの書 >


< 6. モチ焼きの道具 >


< 7. 無病息災のモチ >


< 8. ブトノクチ焼き >


< 9. 服忌・不浄の小とんど >


< 10. もらい火の道具 >


< 11. 小正月の小豆粥 >


< 12. 小豆粥でナルカナランカ、成木責め >


< 13. 枇杷の葉載せ小豆粥 >


< 14. とんど灰の畑撒き >


< 15. おわりに・・>  ・・・・・ 火の用心 ・・・・で、締め

(R4. 2. 8 記)