マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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木津川市加茂町西のとんど焼き

2024年08月06日 07時28分49秒 | もっと遠くへ(京都編)
1時間あまり、加茂町銭司のとんど焼きを取材していた。

次の目的地は、同じ京都府相楽郡。

木津川に沿って西へ、そして北上した精華町菱田の地。

この日に行われる行事は、春日神社のハリマトと呼ぶ弓始式。

午前9時からはじまる、と聞いていた。

銭司のとんど焼き行事は、まだまだ続く村の行事。

次の取材があるから、お先に失礼した。

霜が降りた朝に木津川沿いに広がる田園地は真っ白。

冷気が下りた寒い朝に、走っていた。

そこで見つけた今にもはじまりそうな雰囲気のとんど焼き。

ゆっくり見ている時間はないが、村の様相だけでも目に入れておきたい。

新道から外れて、昔からの旧道に移動した。

火の手があがったとんど場にたくさんの人たちがおられる。

ここは、加茂町であるが垣内はどこ?

恭仁京の近く。

西寄りの地区であれば加茂町の西。

新道あたる国道163号線の土手近く、畑地寄りの丘にとんど焼きをしていたのだろう。

ここは、大とんどでもなさそう。

カメラマンのほとんどが狙う大とんど。

迫力を求める写真撮り。

私が撮るとんどは小とんどであっても、そこに暮らしがあるから、つい心が惹かれるとんどの習俗。

今日、この時間では余裕もない。

今の時間帯は午前8時半。

たぶんに、とんどの火は終わりに向かっているように思える。



先を急がねばならないから、状況だけでも、と思って集落から眺めていた。

(R4. 1.10 SB805SH/EOS7D 撮影)