蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

昭和の佇まいを残すCAFE~日光くじら食堂~

2017年04月13日 13時47分27秒 | 耕太郎の出張報告
イチゴ農家さんの家を見学した後、
2時頃から、「日光くじら食堂」さんに行き、
食事と写真撮影をさせてもらいました。




食事前の前菜。地元の野菜。



ふぁふあオムライス




ここも、小坂さんが民家を改装して作った、自宅兼食堂です。


元床の間に置かれた薪ストーブ。




こんな感じの内装。




床は、杉材に柿渋+蜜ロウワックス仕上げ。




奥様にミストデワックスを使っていただく。








小坂さんと私たち3人分の食事をごちそうしていただいた。
ありがとうございます。


夜には、「bar de 日光くじら食堂」でお酒をいただくことに。

この街道は歴史的建築物を残し、文化的景観を大切にされる規制があります。


バーの外観(よくみると扉に店名が彫られています)




仏像の修復をされている職人さんが彫ったカウンター





手作り照明




ここも小坂さんが工事を請け負った。


U様、大変お世話になりました。
テレビの件が決まりましたら、よろしくお願いいたします。



詳細は電書籍で













幾何楽堂 小坂さんが建てたイチゴ農家さんの家

2017年04月07日 11時02分47秒 | 耕太郎の出張報告
3月31日、今度は農業用倉庫を改装して作った
イチゴ農家さんの家を見学に行った。


イチゴ農家さんは、いろいろな建築士や工務店に相談したが断られた。
たまたま見学した幾何楽堂に心を奪われ、
小坂さんに何としても作ってもらいたいと決めて、相談したところ、
やりましょうと快く引き受けてもらったそうだ。


でも、その後小坂さんが大きなケガをしてしまい、
どうしましょうかと今度は小坂さんが相談に行くと、
何年でも待ちますと言ってもらって、建築に至った。


これが倉庫の外観




屋上にはウッドテラス(ウッドロングエコ塗装)




倉庫から突き出た形の玄関




回転ドアなのだ




リビングから見たキッチンと玄関に続くドア




タイル張りのお風呂。




一枚目の写真に四角い窓が2つあるが、そこは傾斜を利用した2階子供部屋。




一番低いところは、高さ1m位かな?




お施主様(左)と小坂さん




お施主様曰く
「工事中、今度はどんな提案をしてくれるのだろうと、楽しくて楽しくて、
 ワクワクし通しでした。これから家具をどうしようか?
 玄関の明かりもどうしようかと、妻と毎日ネットで調べたり、
 家具ショップに行ったりして楽しんでいます。」


家を見に来た近所の方も、
「何これ、何これ、凄い、凄いとみんなびっくりして帰ります。」と、
本当に嬉しそうに、楽しそうに話していました。
帰りには、大きなイチゴをプレゼントしていただき、ありがとうございました。
















幾何楽堂、小坂さんの建てたY様邸

2017年04月06日 13時11分15秒 | 耕太郎の出張報告
3月30日、幾何楽堂の小坂さん達が建てたお家で、
建築に携わった人たちを招いてのお礼のパーティーがあるという事で、
私たちもズケズケと上がり込んで、御馳走になることになった。


日光金谷ホテル近くで自然食カフェ(明治時代の建物を改装している)を営むお施主様が、
手作りした料理をたくさん振る舞ってくれた。(料理の写真は無し)


食事の準備をされている間、私は家の写真を撮らせてもらった。


玄関まわり




南側からの全景




ウッドロングエコを使ったウッドデッキ




二階から見たキッチンとリビングとお施主様夫婦




ねこちゃんが通れるように穴あきの木で作った引き戸




この家では、外壁に「木もちe-外壁(よろい張り)」、フローリングに「柿渋」と「蜜ロウワックス」
ウッドデッキに「ウッドロングエコ」を使っていただいた。ありがとう。


フローリングは、150年から200年生で、黒芯の杉材だけで作られていて、
材の選び方から違うよなと感心した。


玄関もキッチンもお風呂も手作り、買ってきて取り付けるという事を極力しないし、
したとしてもアンティークの物を探してきて、お施主様の雰囲気に合わせて使っている。


お施主様の雰囲気と小坂さんの感性が混じり合って、
柔らかでやさしい家でした。


あー、やっぱり私は、小坂さんの作る家が好きだ。
「死ぬ前に、今度は、新築で、小さな家を作るから、小坂さんよろしく。」



熱海MOA美術館

2017年04月04日 12時46分46秒 | 耕太郎の出張報告
3月30日から4月2日まで、日光二泊、熱海一泊で、
妻と娘を連れて、出張に行ってきた。


日光と熱海。いろいろと行きたいところがあったけど、全て仕事。
妻と娘は、半日だけ日光東照宮に行けたけどね。
まあいつか、ゆっくりできる日が来るでしょう。


今年に入ってすぐに、ある会社から問い合わせがあって、
「真鍮に焼付塗装したようなものに蜜ロウワックスを塗りたい。」という内容らしい。
女性社員が、「蜜ロウワックスは無垢材用ですので・・。」と答えていたのだが、
何か気になって、私が電話に出た。


「熱海のMOA美術館の改装工事をやっていて、
 美術館全体に使われる真鍮製の手すりを東京芸大の先生が作っている。
 その手すりの最後の磨きに、蜜ロウワックスを使いたい。」という内容だった。


どうやら、真鍮に特殊な塗装をされているようで、
(塗装の仕方をメモしたのだが、どこかへいってしまった。)
天然素材のもので、磨きたいという事だった。


「それならば、少量を布に取り、良く延ばして、丁寧に拭き取れば大丈夫です。」と答え、
使っていただくことになった。それはどうやら間違いないみたい。


手すりの写真
















美術館から望む熱海湾




その後の日々のお掃除にも、弊社商品を使っていただくという話だったのだが、
受付の綺麗なお姉さんにいろいろ聞いてもらったけれど、
日々のお掃除の事は確認が取れなかった。


MOA美術館の改装工事が完了し、2月5日にリニューアルオープンしたので、
確認と写真撮影(ちゃんと許可を取りました)のために出かけたという訳です。
お掃除の件が確認できなかったのは残念だけど、
こんな所にも「蜜ロウワックス」が使われるようになったのはうれしい事です。


私の写真の腕も、少しはましになったでしょ。