蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

木もちe-外壁

2015年03月20日 12時54分58秒 | 木もちeー外壁
今日は、熊野原木市場の記念市。
1時間ほど見学に行ってきました。





丁度、木もちe-外壁を作ってもらっている会社社長と常務にお会いしたので、
「木もちe-外壁」縦張りの3mを作ってくださいとお願い。


赤身で働き巾150mmの板を取ろうとすると、末口(木の先っぽの口径)で36cm位の3m丸太が必要なのですが、
それくらいの口径のある木は4mの長さに切るのが常識なので、山側に特注して出してもらうしかありません。


なので、「年間このくらいの量を仕入れるならいくらで納品できる」という風に提案していただければ
「お約束して仕入れますよ」と伝え、提案していただけることになりました。


今までは、1階部分だけに「木もちe-外壁」を使おうとすると、
1mほどの材を無駄にしていたので、3m材を作って頂ければ無駄が少なく助かります。
夏くらいまでには、在庫できるようにしたいです。


ついでに、最近の材の動きについて質問したところ、三重県の住宅着工戸数は前年比3割減程度になったらしく、
木材の方の動きも悪いらしいです。


幸い弊社は、昨年よりも若干ですがプラスできているので、
そうお話ししましたら、ビックリされました。
世の中の景気とかに関係なく、常に攻めに攻めてますのでね。
この先何があるのか分からないけれど、とりあえず、今のところは。


また、三重県中部にある会社の社長ともばったり遭遇。
その会社が数年前から製造を始めた「天然乾燥の梁桁材」営業のお手伝いをしたのですが、
早速、有力工務店さんに採用されたようで、感謝されました。


その工務店さんは、1棟当たり100㎥ほども木材を使うらしく、
年間20数棟建築している。おいおい、年間二千数百㎥分の売り上げだよ。
和田金ですき焼きでも奢ってもらわなきゃ。


きちんと良い材さえ作ってくれたら、ちゃんとそれを評価し、採用してくれるところはあるんですね。
ローコストで大量生産だとかは必要ない。ちゃんと作り、ちゃんと説明し、丁寧に売り、フォローする。


会社近くに咲く春の花。





春遠からじ。