蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

木もちeーデッキ→→解体、デッキ板を剥がし検証する。[木もちeーデッキ一般化プロジェクト]

2013年02月27日 09時25分12秒 | インターン生による、木もちeーデッキ一般
愛知大学経営学部一年生 毛受惇(めんじょう・あつし)
小川耕太郎∞百合子社 インターン生 2013年2月22日日報より_______________



10:30-17:00 ウッドデッキの解体作業
いよいよ、7年半年経ったウッドデッキの解体作業が始まりました。
Fさんのウッドデッキは非常に良い状態を保っています。
今日は、床板を剥がした状態を検証します。




小川社は目透かし(デッキ板とデッキ板の隙間)を
10mm程度とるようにお願いしています。
Fさんのデッキをつくられた時は、
丁度お子さんが産まれる前だったので
子どもが指を挟まないよう、
目透かしは5mmでつくっています。


▲ちなみに耕太郎さんの家は、築80年のリフォームだったため
十分な床下の高さがとれず、通風も悪いため、目透かしを13mmとっています。





床板を一枚剥がしてみました。
当時は釘で打っていたので板を剥がすのも一苦労です。
小川社は、後々修繕しやすいように
スクリュードライバーでステンレス釘を使うようにお伝えしています。




Fさんの家のウッドデッキ土台の施工方法は特殊のようです。
束が少ない代わりに根太を多くとっています




▲根太と根太のピッチは約31cm(一尺)



▲7年半前、ウッドデッキを作っているときの写真 


▲7年半経った木もちeーデッキ材を使ったウッドデッキ

根太で床板を受けた方が、板と板の接する面積は小さくなります。
そのためか根太も、床板もほとんど傷んでいません。

しかし、一部だけ板と板を重ね合わせた部分が(写真手前)腐っていました


今回の解体作業を通して思ったこと

①施工をしっかり行えば、丈夫で長くもつものができる。
②木と木の接合部分はサンドイッチ工法のように、接する部分を少なくすること。
③ビスは、ステンレスのネジ釘を使うこと。
④切った木口には、必ずウッドロングエコを塗ること。
⑤板と板を重ねない。

詳細 木もちeーデッキ 施工上のお願い

大造さんが「ウッドロングエコを塗っていなかったら、ここまでもたなかっただろうな」と言った台詞が記憶に残っています。
検証の結果、小川社が薦めているサンドイッチ工法が
優れていることがわかりました。


▲サンドイッチ工法。ウッドデッキの土台は根太で板を受けた方が良い腐りにくく 強度が増す 素人でも修繕がしやすい。