蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

大雨

2008年05月14日 10時44分12秒 | 小川耕太郎
昨夜、凄まじい雨音に目を覚ました。
尾鷲は雨で有名だが、今まで経験した中で一番の雨音だった。
私が10歳のとき、2日で1,000mmの雨が降り、
土砂崩れで多くの人が死んだ。
そのときの雨よりも強い雨音だった。


雨粒が大きく密度が高いという大雨ではなく、雨がつながっている。
空の上で無数の蛇口をひねっているような、そんな雨音だった。
この雨だと大人でも片手で傘を持てないだろう。
肩に担ぐか両手で傘の柄の上下を持たなければ支えきれないと思った。


妻も起きたので、
「このままだと山崩れと水害が間違いなく起こる。
 大きな災害にならなければ良いが・・・。」と話した。


そのとき、雷が鳴り響いた。
私は、愛犬フクを家の中に入れるために起きて
ついでにトイレを済ませた。
カッパと一時避難の準備を整えてから
寝室に戻り窓を開け、心配しながら雨と雷の様子を見た。
?????


あれ、そんなに雨が強くない。
あれだけの雨音だったのに・・・。


そこで私は初めて気がついた。
実は、家の南北が空き地になっていて
土地の所有者が草刈をするのが面倒なのでブルーシートを敷いてある。
そのブルーシートに雨が当たって物凄い音がしていたのであった。


チャンチャン。確かに大雨だが心配はない。
妻にそう話すと途端に寝息が聞こえ始めた。安心したのだろう。
私も寝ようと思ったそのとき、妻と娘のイビキが鳴り響き始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。眠い。