きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

小梅干し・完了

2011-09-09 | 梅手帖

今日は「蒸しムシ」が戻ってきたらしい
昨日まではサイコ~な爽やかさだったのにな

しかし、その貴重な数日間で「小梅干し」を仕上げられた

こんなふうに、シワシワに塩をふくまでガッツリ干したかったのです

このあと、「日本酒と焼酎を混ぜたの」にタップリと潜らせてから
容器につめて、1年間ほど冷蔵保存します(もちろん常温でもOK)

しばらく経つと、カラカラだった梅干しから
ジンワリと「梅露」が滲みだしてきます



それにしても......................

昨年の梅干しは「失敗」と言いたいくらいの出来だ

味は悪くない、とても美味しいのですが
破けてしまって、姿が美しくないのだ

保存してる中で、お互いくっついてしまったし
破けたせいなのか、乾燥しすぎて塩が早くも結晶化

漬け汁に戻したのには、白い結晶が発生し.............
無害だけど、な~んか気分わるいなぁ~って出来上がりで


昨年の6月...........................

腐る寸前の「木熟梅」が届き、重石もかけられないほどだった
それでもなんとか漬けあげてはみたものの.............

今までで、いちばん納得いかない出来だったな
今年も少しだけ不満だし.............

【梅仕事スランプ】なのかしら~アタクシ(笑)
来年はとにかく、梅をよくよく吟味して探そう



とは言っても......今回の水害、大丈夫なのかな
「みなべ」の地名が出ていたけれど...........


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


十津川村と聞くと、道産子は「新十津川」を思い浮かべる
十津川から移住してきて、大変な苦労で開墾したと聞いている

移住する原因となった出来事は、今回のような大水害だったはず

 ※児童文学の【新十津川物語】が有名で、ずいぶん前ですが
  NHKドラマにもなっていました(たしか倍賞美津子さん出演の)

今回の大震災で、村ごと違う地域へ「移住」するニュースを見るたびに
この「十津川・新十津川」のことを、思い出していましたが

まさか同じ災害が繰り返されようとは、想像だにしていませんでした


どうかどうか.....これ以上の被害はでませんように

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