先日「豆もやし炒め」の所で、急に古い記憶がよみがえり
なんとはなしに、芋ズル式に色々なことを思い出した
たぶん何度か、ブログにも書いてきたと思うけど
やけに懐かしくなって
その店があった「横丁」を検索してみたら
驚くことに、まだあった
不動産屋のサイトで、横丁入口や店舗内の画像もある
ずいぶんキレイになったな~って印象だった
当時は(20数年前いや30年ちかく前・笑)
ほったて小屋を繋げたような、ぼろぼろの長屋って感じで
すでに築何十年?って古さの、横丁だった
夜中に行くから、真っ暗でそう見えたのかもしれないけど
内部も燻したような木造で、すきま風ピュ~ピュ~だった
トイレは外にあって、真冬なんか店に帰る前に遭難しそうになった
店の大きさもマチマチで、小さい所は3~4人で満席って感じ
腕はあるけど店を持てない.....って事情の食べ物屋さんも多かったから
安いけど美味しい、寿司屋さんや蕎麦屋さん、ラーメン屋さんなんかもあったな
ボロボロの木のカウンターで食べた、真冬の「鍋焼きうどん」の美味しかったことっ
そういえば寿司屋さんで、一緒に行った人(初対面)が横暴な男で
威張って大将を怒鳴り散らすんだけど、みんな怖がって黙っている
どんどん調子に乗るから、え~かげんにせ~でゲンコで頭を一発殴った
椅子から立ち上がって「真上」からゴンと思いっきり、酔ってたもんで
そうしたら大人しくなった、あとで考えたら「首の太い人」で助かった
あの人は、お行儀よく呑めるようになっただろうか
キャバレーを勤めあげ、そのご横丁に店を開いた「シルバーまま」
美しいドレスで華麗に踊る、とびっきり美人の写真を何枚もみせてもらった
結婚してからもシバラクは、年賀状のやりとりがあったけど
いつのまにか途絶え.......たぶん、もう旅立ってしまったと思う
すっごく意地悪なマスターの店もあったな、演劇好きの
何故かとっても嫌われていて(笑)いくら考えても理由がわからず
それでも、呑み仲間が集う店だったからイヤイヤながらも行っていた
あとで気づいたけど、呑み仲間の1人(男)に「お熱」だったらしい
「彼女」だと勘違いされたのか.............
ある晩、トイレ(外)から帰ってきたら鍵をかけられていて
さすがに半ベソかいてたら、すぐに件の男友達が気づいてマスターに抗議した
そうしたら焦ったのか
クネクネつきまとわれ、ワザとらしくベタベタ話しかけてくる
趣味が演劇らしいのに、恐ろしくヘッタクソな調子っぱずれで
気持ち悪すぎて2度と行かなくなった(通りで会っても逃げた)
あれなら嫌われている方が、ず~っとマシだった
なんだかトメドモナク思い出す