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きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

記憶と記録

2011-01-24 | つぶやき

ふと、なんでもない景色の中に............
驚くくらい「美しいもの」を発見することがある


先日も、オットの運転で助手席に座っていたとき
十字路で一瞬とまったおり、何気なく横を見たら

美しい、「天然のステンドグラス」が輝いていた

垣根の向こう側に、燦々と午後の日差しがあたっていて
日陰になっている「こちら側の黒い葉っぱ」の隙間から

鮮やかな赤や黄色や緑.......光が透けてキラキラしてた

数秒の逢瀬、ものすごく美しかった

こういう光景は、しっかりと記憶される
自然と目に脳に、焼きつけるようだ



なんでも撮っちゃう昨今
記憶しないで「記録」する

ファイルはいっぱいでも、脳がカラッポじゃ話にならない
記録も楽しいけど、ちゃんと記憶もしていきたい


恩師が仰った.......メモはとるな

学んでいるとき、ついつい必死でメモをとり記録する
そうすると、聞いてるようで全然「頭」に入ってなく
ただただ、機械的にメモをとった「だけ」で終わりとなる

言葉に出来ないニュアンスとか、みえない大事なこととか
うまく説明できないけど、そういうものが「こぼれおちる」

いちばん肝心な部分を、学び損ねることになる

ってことなんだと思います、たぶん(笑)

それ以来.....なにか知識を得るときは、まずメモはとらない
あとで、簡単に記録することはあるけれど、メモしながらは聞かない

そのほうが、脳にいっぱい入る

文明の利器もいいけど、自分の脳も信用していたい

信用できるうちくらいは(笑)

コメント
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