鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

苦しみを選ぶ「勇敢な魂」:ロバート・シュワルツ・著②

2009-12-13 21:04:48 | Weblog
くもりがち。寒さが戻りつつあるよう・・・。

昨日から続いております。

この本に興味を持つひとは、たぶん、今、あまり幸福だとは、思えない状況にいるひとなんだろうな・・・と思います。
幸福なひとは、多分、読まないんじゃないかなと思います。

人生に関わる自分では、どうにもできない壁にブチあたったひとだとか、それ程でなくても、何らかの理由で、自分の思い通りに人生が展開していかないひと・・・。
運に見放されたような出来事に遭遇している人・・・。

そんな人が選ぶ本なのではないかと思います。

かく言う私もそのひとりです(このブログ内でもグチってますが・・・)。

・・・不治の病気、障害を伴う事故、愛する人との離別・・・幸福とは、程遠い境遇に置かれたひと・・・。

読み方によっては、物凄く救われた気持ちになる本です。

現在、目の前にあるどうしようもない障害は、今の自分自身の責任ではなくて、霊界?というところからの計画だというのが主旨だから・・・。

だから、あなたが、こういう状態なのは、あなたの責任ではないのです・・・ってことらしいから。

意地悪な上司は、憎まれ役を演じるために、あなたに用意されたひと。
ムカつく同僚もそう・・・。
足を引っ張る後輩も・・・。
全てが、アナタの魂を成長させるために、協力して、お互いの霊性をより、高いところへ導くもの・・・。

・・・ほんとにそうだったら、どんなによいでしょう・・・。

でも、検証の仕様がない。
未知の世界は、わからない。
あるのか、ないのかさえ・・・。

ワタシごとき、小者の試練は、この本に登場する『勇敢なスピリット』を持つ人たちの何百・・・何千・・・何万・・・いや・・何億分の一程度の微々たる悩みにすぎないのかもしれない・・・。

けれども・・・、明日、会社へ行くのが、ワタシは、すごく・・・イヤだ・・・。