今年の楓は・・・。

12月とは思えないくらいの暖かさ。

今年の楓は、色づきがイマイチ・・・。
自宅のイロハもみじは、生彩が足りない。

もともと、土壌がよくないうえに手入れも満足にしておらず、同居の小学生の姪どもとその同級生達が、駆けずり回って、好き勝手している庭で、荒れる一方だ。

このところ、紅葉のピークは、１２月に入ってから・・・というのが多かったけれど、なんだか、赤くならないうちに、枯れてしまっているようで、ちょっとがっかりである。
冬の終わり頃、肥料でもやろうかと思っていたのだけれど、地盤が固くて、根元付近を掘り起こすことができない。仕方がないから、今度、液体肥料でも与えてみるか・・・。

夜に常夜灯でもたいて、ライト・アップでもすれば、少しは、それっぽく美しい風情が見られるのではとも思うけれど、４月の桜の花見とは違って、寒風吹きすさぶなか、紅葉狩りってのも・・・なんだか、耐えられそうにない。

アルコールなんかで、身体を温めながら、おでんだとか、すき焼きなんかを紅葉の下で食べるのは如何なものかとも考えたのだけれど、無理にそんなことするくらいなら、茶の間の窓を開けはなして、炬燵の中で、やればいいような気もする。
因みに茶の間から、紅葉は、部分的によくみえるのである・・・。

馬鹿なことばかり、考えているが、１２月初旬にピークを迎えるであろう自宅の紅葉を楽しもうにも、月初というと、仕事の会計がピークなんである。
つまり、『紅葉』どころじゃない・・・ってことです。

せっかく、自然が見せてくれる美しさなのに、仕事が忙しいってことで、見逃すなんてな・・・といつも、いつも思う。
春の花見の時期しかり、初冬の紅葉しかり、５月の新緑しかり・・・。

もういい加減、見切りをつけようか・・・この仕事・・・。
もう充分やったし、それなりの結果も出たし、不況だし、どうしようもないし・・・なんて、言いつつ、一年が過ぎようとしている。

そんなこんな言ってるうちに、今月末の派遣期間の契約も終わりに近づいて、悪化するとしか思えない会社の状態じゃなぁ・・・なんて思っているうちに、来年３月までの契約が決まってしまった。
つまり、延長・・・。

毎回思うけれども、その先ってあるのかどうか・・・。

・・・そんなことに煩わされず、今を盛りの紅葉でも楽しめればいいのに・・・。