未熟なカメラマン さてものひとりごと

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京都の紅葉を訪ねて 紅葉も人もすごかった。その3 南禅寺 平成30年11月25日(日)

2018-12-02 20:22:29 | 紅葉
前回(天授庵)のつづきです。
南禅寺塔頭天授庵、別院の南禅院と見て来ましたが、今度は南禅寺の境内を巡ります。



【南禅寺三門】拝観料 500円
南禅寺正面に聳え立つ巨大な山門は日本三大門の一つ。柱も太くエンタシスのように見えます。こちらでは、山門を三門といいます。中央の敷居がとても高く、着物を着た女性は乗り超えるのに苦労している様子でした。その高さは何と50cmとか。よく見ると取り外せるようになっているようです。敷居が高いという諺もここから出たとか?
さて、この三門、せっかくなので、上にあがってみることにしたが、古いお城の天守閣同様、かなりの急勾配。カメラを持っているので、なかなか大変です。予想通り楼上からは、境内はもちろん市街も遠く見渡せてなかなかの眺望です。
真下の参道沿いの紅葉の状態も一目瞭然です。右手には、さきほど入った、天授庵の紅葉もはっきりと見えます。それにしても、観光客の何と多いことでしょう。



南禅寺中門 


三門を横から 日本三大門の一つ、重要文化財


高い敷居 着物の女性は大変です


敷居の高さは何と50cmもあります


三門から見る境内の紅葉


絶景かな 楼上からの眺望


先ほど訪れた天授庵もご覧のとおり


法堂に続く参道もモミジに覆われる

【南禅寺境内】無料
学生時代、京都に住んでいたので、南禅寺は何度も訪れたことがありますが、紅葉はあまり記憶に残っていません。三門から法堂に至る参道周辺が特に素晴らしいと思いました。ここだけでも十分に堪能できます。小堀遠州作と伝わる方丈庭園が有名ですが、時間がないので今回は遠慮しました。境内をぐるりと巡ると、大きなイチョウの落葉と、紅葉したカエデのコントラストがとても美しい場所がありました。
しかし、オレンジと黄色の取り合わせ、撮影の経験からするとなかなかその鮮やかさが再現できません。人間の見たままに勝るものはないということでしょうか。
境内を抜ける頃、アーチ型にモミジがかかる場所に遭遇。これは見事でした。このような景観を無料でも味わえるとは、何ともありがたいことです。



ご覧のような人出です


素晴らしい紅葉


法堂北側の見事な紅葉


イチョウの黄色も素敵です


素晴らしいモミジのトンネル


きれいな紅葉


強烈なオレンジ色の紅葉

南禅寺から永観堂に向かう途中の道路わきで、焼き芋を売っている軽トラに遭遇。中サイズが500円と少々高めでしたが、お昼をろくに食べていないことを思い出し、匂い誘われて買ってしまいました。露地に入って食べましたが、味はほっこり、もう最高でした。
南禅寺疎水からでしょうか、流れる水路がどれもきれいで早いことに驚かされます。

そういえばこの南禅寺界隈には、明治以降作られた十数軒の別荘群があります。疎水の水を上手に取り込んで、有名な庭師により作庭されているようです。


その4 永観堂に続く
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