私は初老男である。
明けましておめでとうございます。
今年も駄文を重ねることになるやもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。
さて、年末年始は当然のことながら酒を飲んだ。
私だけだろうか?
人がどんな酒を飲んでいるのか気になるのは。
もっとも某BS放送に、ハンチングをかぶったおっさんが酒場を飲み歩くところを流し続けるだけなのに人気がある番組もあるからなぁ・・・。
と言うことで、私の年末年始の酒がどんなものだったかをちょっと記してみようと思う。
まず、28日は仕事納め。
近所の同級生がやっている赤ちょうちんにての一杯。
この店での最初の一杯はいつもきまっている。
「アサヒの黒生」
である。
このビールは、コクがあり今の時期の「暖房のきいた部屋」で飲むのに非常に良い。
お通しは「おろし和え」大根おろしになめこと、しらす干しを和えて軽く絞った一品。
・・・実は私はこの「大根おろし」があまり好きでなく、ちょっと手を付けて止めてしまった。
次に頼んだのは「冷奴」と「生野菜(サラダ)」である。
この「冷奴」は、やはり定番。
ほぼこの店に来たときは必ず頼んでいる。
まあ、珍しいものではない。四角に切った豆腐が4つにおろしショウガ・ミニトマト・刻み葱・かつをぶしを載せてある。しょうゆを差していただく。
そして、次に何を飲もうかと思っていたら「思わぬもの」が目に入った。
それは「サントリープレミアム・モルツ用のジョッキ」である。
実はこのジョッキは、普通のビールジョッキより容量が小さい。
それは、悪いことでなく「うまいもの」はある程度少ないくらいでちょうどいいのである。
モルツを飲み始めると、2人前はありそうなサラダがとどく。
と同時に近所の先輩が夫婦連れでやってくる。
「ひとり?」「うん、ひとり」
「ふたり?」「うん、ふたり」
50代半ばの人たちはこうして、夫婦二人で飲みに来る人達も多くなった。
うちは女房があまり酒が好きでないので、あんまりないけど。
プレミアム・モルツを飲み干すと、おかみさんが黙って「いつもの奴」を出してくれる。
「ジム・ビーム」である。
これは私が持ち込みでキープしているバーボンだ。
器も人と違うものを使う。
ふつうの人が使う「お湯割」用のジョッキを、ハイボール用に使う。
一般用のジョッキは、大きすぎて炭酸の抜けが早すぎる。
ビールの大ジョッキより中ジョッキの方が、おいしい内に飲み干せるのと同じ理由だ。
この頃になると、店が混み始めて同級生のおやじとも、おかみとも話すことができなくなり、ポツねんと雑誌を開いた。
にぎやかな年末の酒場の隅で、古い「新撰組特集」の雑誌を開きながら、ゆっくり飲る。
こんなのは、一年の終わりをじっくり感じるのにとてもよかった。
メインディッシュのつまみを頼む前に、腹の具合もちょうど良く、酔いはそれ以上にちょうど良い。
ビールを2杯に、バーボン・ソーダを3杯。
まあ、こんな程度で満足してしまってもいいじゃないか。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも新しい年を楽しんで行けますように。
May
しかし、結構「一人酒場」って人はいるね。私のほかに、ひとり飲みが似合う30出たくらいのお姉さんが居たっけ。
明けましておめでとうございます。
今年も駄文を重ねることになるやもしれませんが、なにとぞよろしくお願いします。
さて、年末年始は当然のことながら酒を飲んだ。
私だけだろうか?
人がどんな酒を飲んでいるのか気になるのは。
もっとも某BS放送に、ハンチングをかぶったおっさんが酒場を飲み歩くところを流し続けるだけなのに人気がある番組もあるからなぁ・・・。
と言うことで、私の年末年始の酒がどんなものだったかをちょっと記してみようと思う。
まず、28日は仕事納め。
近所の同級生がやっている赤ちょうちんにての一杯。
この店での最初の一杯はいつもきまっている。
「アサヒの黒生」
である。
このビールは、コクがあり今の時期の「暖房のきいた部屋」で飲むのに非常に良い。
お通しは「おろし和え」大根おろしになめこと、しらす干しを和えて軽く絞った一品。
・・・実は私はこの「大根おろし」があまり好きでなく、ちょっと手を付けて止めてしまった。
次に頼んだのは「冷奴」と「生野菜(サラダ)」である。
この「冷奴」は、やはり定番。
ほぼこの店に来たときは必ず頼んでいる。
まあ、珍しいものではない。四角に切った豆腐が4つにおろしショウガ・ミニトマト・刻み葱・かつをぶしを載せてある。しょうゆを差していただく。
そして、次に何を飲もうかと思っていたら「思わぬもの」が目に入った。
それは「サントリープレミアム・モルツ用のジョッキ」である。
実はこのジョッキは、普通のビールジョッキより容量が小さい。
それは、悪いことでなく「うまいもの」はある程度少ないくらいでちょうどいいのである。
モルツを飲み始めると、2人前はありそうなサラダがとどく。
と同時に近所の先輩が夫婦連れでやってくる。
「ひとり?」「うん、ひとり」
「ふたり?」「うん、ふたり」
50代半ばの人たちはこうして、夫婦二人で飲みに来る人達も多くなった。
うちは女房があまり酒が好きでないので、あんまりないけど。
プレミアム・モルツを飲み干すと、おかみさんが黙って「いつもの奴」を出してくれる。
「ジム・ビーム」である。
これは私が持ち込みでキープしているバーボンだ。
器も人と違うものを使う。
ふつうの人が使う「お湯割」用のジョッキを、ハイボール用に使う。
一般用のジョッキは、大きすぎて炭酸の抜けが早すぎる。
ビールの大ジョッキより中ジョッキの方が、おいしい内に飲み干せるのと同じ理由だ。
この頃になると、店が混み始めて同級生のおやじとも、おかみとも話すことができなくなり、ポツねんと雑誌を開いた。
にぎやかな年末の酒場の隅で、古い「新撰組特集」の雑誌を開きながら、ゆっくり飲る。
こんなのは、一年の終わりをじっくり感じるのにとてもよかった。
メインディッシュのつまみを頼む前に、腹の具合もちょうど良く、酔いはそれ以上にちょうど良い。
ビールを2杯に、バーボン・ソーダを3杯。
まあ、こんな程度で満足してしまってもいいじゃないか。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも新しい年を楽しんで行けますように。
May
しかし、結構「一人酒場」って人はいるね。私のほかに、ひとり飲みが似合う30出たくらいのお姉さんが居たっけ。