完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

日本人の国民性が邪魔をする・・・  ~サッカー東アジア選手権第3位~

2010年02月14日 | スポーツ
私は中年である。

先回の野沢温泉スキー場のブログでいくつか抜けていたところがある。それを補足しておきたい。

月曜日(ちょうど一週間前になるなぁ)に例年になく人がいた事は、その通りなのだがその人達にはある傾向があった。

シルバーの人達(60歳以上)と外国人の人達(西洋系東洋系共に)が多かったのだ。

大体野沢温泉はどちらかといえば「関西系」の人達が多い。

だから、アジア系の人達は関空からのツアーなのだろうか?
それによって本当に日本のウィンタースポーツ人口の減少に歯止めがかかったといえるかどうか微妙になるな。


さて、ワールドカップイヤーの東アジア選手権が終わった。

結果はご存知の通りである。

このことでは私などよりもっとサッカー知識の豊富な方々が細かい解説をしてくれるだろうから、サッカー素人の中年の私は簡単に感想を述べよう。

日本のサッカーは日本人の「国民性」の上に成り立っている。

韓国vs日本のゲームは特に双方の「国民性」の違いが露骨に出たゲームだった。

日本は綺麗な「パス回し」が目的で、ゲームをやっているように見える。

選手達はそうは思っていないだろうが、というより選手がそう思っていなくてそうなっていることに問題がある。(分かり辛いですなぁ)

最近の日本代表は、いつもそうである。

「そこで打て!」って叫んでしまうシーンがとても多い。

昔、ブラジルの選手が言っていた。

「日本は少しも怖くない、全然ゴールを狙ってこない」

逆に言えばブラジル選手は、パスを回すことなど二の次でまずどこからでもシュートを狙ってくる。

だからこそ相手は気を抜けない。


この間の「アメトーク」は「キャプテン翼芸人」だったが、その時に誰かが言っていた。

キャプテン翼の中でサッカーの中心選手は「MF」であってゲームメーカーこそが中心選手だと。

故にこのマンガを読んでサッカーを始めた少年達は皆「FW」でなく「MF」になりたがり「シュート」より「キラーパス」を好むようになったのだと。

そういわれると海外で活躍した日本選手はほとんど「MF」って感じだ。(中田しかり中村しかり)

今の日本代表を見ていると本当にそう思う。

だから、MF以外の選手も「ラストパス」を送る方に回りたがる。それこそが日本における「名プレーヤー」だからだ。

しかも、日本人の国民性として「目立つ」ことを良しとしない。

これだけ「目立ちたがり屋」がふえた現在においてもである。

さらにこれを言ったらおしまいなのだろうけれど、監督が日本人の岡田氏だから、知らず知らずにそうした指導(綺麗にパスを回して決定機を作れって言う)になっているのではなかろうか・・・。

だから日本選手のミドルシュートは、狙うべき時に打つ練習をしていないから、ほとんど入る気がしない。

少なくとも韓国は日本よりは「シュートを決める」事のためにゲームに望んでいた。しかも「歴史的な敗戦」のあとで手負いの状態だったのだから、ゴールに飢えていたといえるだろう。

その差が今日の「日本の惨敗」を生んだ。

今のままではその「国民性」を乗り越える選手が出てこない限りワールドカップで予選リーグを勝ち抜くことは出来ないだろう。

日本におけるその「国民性」を超えた選手は本当に数少ない。

今までに現れたその国民性を超えた選手は「釜本」「カズ」の二人位ではないだろうか?

長い時間をかけて取り組まない限り「突然変異」としてのそうした選手も出てくることはあるまい。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。今回の大会は観客が少なかったねぇ
                              may

オリンピックについては、Upするには時間が足りません。そのうちじっくりとやります。






コメント
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