完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

日本崩壊     ~ええかげんせいや!~

2008年09月18日 | Weblog
私は中年である。

いったい今の日本に「本当に信じられるもの」がどれくらいあるのだろう。

年寄りにずいぶん近づいてしまったからなのだろうけれど「昔は良かった」と
ばかり思ってしまう。
(現実には、その状態を認識していなかっただけかもしれないのだけれど)

人間の生活を支える基本的な用件は「衣・食・住」である。

この中でこの時代、唯一「衣」だけは直接生活の基本としては外れつつあって、
「装飾品」「嗜好品」に近くなってきている。

「着る物が無くて死んでしまった」ってことは、まず無いだろう。


そういう意味では「食」と「住」が、生活においての二大用件であるといえる。


世界の先進国「日本」で、その二大用件がここ数年で「崩壊」した。


先日の連休最後の日は「敬老の日」であった。

全国に「老人」といわれる人が過去最高の人数になったというが、すべて「敬う」ことに
値する人ばかりではない。

そのことが、この「米騒動」でも分かると思う。

この騒ぎの発端の会社社長・顧問の二人は「73歳」と「76歳」だ。

間違いなく「敬老」される歳である。

昔、ある時期まで「年齢を重ねる」こと自体に「敬意」を表するべきだと思って
居たことがある。

しかし、私の知っている高齢者たちは年齢を重ねたことに「敬意」を表さねばならぬ人物が
ほとんどいない。(オヤジなどはその筆頭だ)

「良いこと」か「悪い」ことか、「やっていいこと」か「やってはならないことか」の
判断がつかない「歳」でもあるまいが!

実際その判断がつかないのではなく、そのことよりも「欲」の方が大事だったと
言うことだ。


人間の「欲」を否定する気は無い。

そんなものはあって当然なのだ。

しかし、それを行使するには「前提」がある。

「善悪」ではない。

日本人が古来から持っていた「恥」の心だ。

「善悪」なんてものは、この「恥」の精神を持っていればぐらついたりするものでは
ないのである。

「福田の辞任」も「恥」を知っている人間のやることでは無い!


「今の若い者は・・・」と言ってよい高齢者はほとんどいなくなった。

これだけの老人が「欲」に走ってしまえば、若い人間が「性欲」に走ってレイプしたり
「万引き」したり「強奪」「振り込め詐欺」をはたらくことを、どうやって戒められる
と言うのだろう。


「耐震偽装」で住の信頼が崩れ「事故米」で食の信頼が失われた。

「お金」の信頼は遥か昔に無くなっている。

このブログを始めた頃は「日本の再生」に、少なからず「期待」をしていたのだが、
あれから2年余り、その期待は見事に「消滅」してしまった・・・。


ブログの更新も遅れてばかりいるのも、こうしたことへの「厭世気分」のせいも
少なからずあるからだ。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんな、本当にホントに「恥」の心を知って日本を再生させようじゃ
ないですか!!

                          may

蛇足1

「食べても人体に影響がない」なら、普通の「食用米」と変わらないじゃないかよ!
農水省!

蛇足2

これだけの事件をおこした高齢者2名は、遠くはあるけれど「殺人罪」を適用して
良いと思うのだけれど、下手すっと「実刑・執行猶予」とかってことで「幕引き」に
なるんだろうね。ヒッドイ話!
コメント
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