完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

夜の散歩    ~きれいな月と蛍~

2008年06月18日 | Weblog
私は中年である。

先のブログで「地震」と「狂気の通り魔」を「天災」と言う括りで、Upしようと
思ったのだが、うまくまとまらなかった。

そんな大きなテーマを、ブログの内容にしようとしたのが間違いの元だった。

大きな地震の震源地に近いと言うだけで、本当の意味での「被災」をしてもいない
私が、こうしたことを書こうとすること事態が「不遜」だったと言うべきだろう。

反省している・・・。


と言うことで、ホントにどうでもいい話をUpすることにする。


実は今年の夏まつりに「神楽(かぐら)」に出たいと思っている。(我が地方に伝わる
お祭りのメーンイベントで獅子頭をもって走って各戸を回り、出て来た人の頭を
獅子頭で噛むことで厄を払うという行事)

これは、こうした書くと大して大変そうではなさそうだが、朝っぱらからまず「お神酒」を
のんで走り、さらに行く先々でビールや酒をご馳走になり、酔っ払いながら約8kmを
走破するのである。この歳になると「楽しい」のか「苦しい」のか分からないような
「イベント」なのだ。

若いときは笛が「ピー」と鳴りゃ、まっさきに駆け出したものだが、中年も後期に差し掛かっている
私としては、昨年ついに走りきる自信がなくて参加するのを止めてしまった。

体中に「古傷」を抱える身では、次の日からの「勤め」の支障が出る方が当日の「面白さ」
より大事になってしまったからだ。


年齢から来る「衰え」と自分の中にある「熱情」の間で妥協を求めるのは、思ったより
とても大変である。

特に50代が迫りつつある「完全無欠の中年」としては、はたで見るよりずっと気分的には
口惜しいものだ。

もちろん、その判断は個人個人の判断によるから30代でそれが来る人も、60代を
過ぎても来ない人もいる。

私と同年齢で「ガンガン」に、スポーツに燃えている人ももちろんいるのだから、私の
この言い分はたんに「泣き言」なのかもしれないが・・・。


話が逸れたが、2年ぶりにその「神楽」に出走すべくまず「基礎体力」をつけるために
ウォーキングを再開したのだ。ダイエットのためにも良いし・・・。


だいたい二日に一回のペースで5kgほどの錘をつけて30~40ほど歩くことにする。

と言うことで、ここまでにずいぶんかかってしまって「一昨昨日」のはなしになって
しまったのだが、とても明るい夜を体中に点滅灯や反射材をつけて小川沿いを
歩いていたときの話。

その明るい闇夜の中でもはっきり分かるような黄緑色の光が漂ってきた。

     「・・・・蛍だ!」

中越地震の後には、一時期まったく見えなくなっていた蛍が今年は早くもわたしの
目の前に現れてくれた。

空には満月(本当は満月一日前だった)地には蛍。

なんだかとてもよい気分で歩けた夜だった。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんながたまには、夜の空を見上げ自分の人生を噛みしめますように。
                          
                               may

蛍は水のきれいなところにしか発生しないと言うなぁ。
コメント
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