栂池自然園で（６） イワカガミ、ギンリョウソウ、ハクサンオミナエシ、イワオウギ、サラサドウダン他

２００２年に栂池自然園に来た時黒部ダムや室堂平、上高地等を巡る盛り沢山のツアーだったので
自然園での散策は２時間弱、銀名水まで行くのがやっとでした。
今回は４、５時間の予定だったので展望台や展望湿原まで行くことが出来ました。
ビジターセンターでやせ尾根あたりに沢山の花が見られますということで
予備知識が少ない私達は浮島湿原からヤセ尾根を登って展望湿原に行きましたが
急な階段の昇りが続きかなり「シンドイ」思いをしました。
でも次々に目の前に現れる山の花達に感激しながら歩きました。

苔むした木の根に群れて咲く「ゴゼンタチバナ」(御前橘）


「イワカガミ」（岩鏡）　一昨年行った千畳敷きカールや畳平で見て以来、
ピンクの可愛い花に出会えました。


何箇所かで咲いていて嬉しく思いました。


「ギンリョウソウ」（銀竜草）タツノオトシゴのような姿、菌根植物（腐生植物）と言われ
キノコではなく草の仲間。


「ハクサンオミナエシ」（白山女郎花）　平地で見るオミナエシとは少し違っていました。



「イワオウギ」（岩黄耆）マメ科　

林の子さんが撮られた「イワオオウギ」の写真をリンクさせて頂きました。

「サラサドウダン」(更紗灯台）綺麗に咲き残っていたのはこの花だけでした。
林の子さんがいらした時は丁度「サラサドウダン」の見頃だった様です。


「ヤマハハコ」（山母子）都会で見る母子草と違って山で出会った花はとても清楚な感じがしました。


「アカミノイヌツゲ」(赤実の犬黄揚) 2000ｍ近い所で広葉樹の実を見たのは以外でした。

林の子さんに名前を教えて頂きました。