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気持ちよかった、マッサージ

2006-05-18 11:06:12 | Weblog
写真は「団団御足浴」の店の入り口。たくさんの自家用車が泊まっている。(今年のゴールデンウィークに撮影)ますます繁盛。

【チアリーダーの格好をした施術師も】
 わりあいに気持ちがよかった足裏マッサージの店は、アポロサウナの隣にある「団団御足浴」と環状南路沿いの「昆明印象」だった。これらは団体客の比率が高い。前者の場合は店員の話だと開店は2000年春。100分で98元。後者は2004年開店で、値段は同じ。モチロン日本語は通じない。やはりお茶とフルーツは食べ放題飲み放題、テレビも独占できる。どうやら、これは高級店の基本サービスらしい。

「団団御足浴」の施術はまず、ひざより高い木の桶に足をつっこみ、中の専用ポットから各種漢方薬入りの湯気にいぶされる。次にやはり漢方薬入りの洗面器のような木桶で足浴後、念入りに足を中心に肩や腰までもみほぐされる。左足を揉み終えるとタオルで靴下状に巻く。それから熱々の小石の入った細長い袋を渡され、腰または首下に当てられる。温かくてむちゃくちゃ気持ちがいい。ひざには漢方薬の入った冷たい袋をのせ、その上方に熱湯でしぼったタオルを置いて、ビニールの帯できつく巻く。一〇分ほどすると、ポカポカしてくる。最後に右足裏からふくらはぎまで揉むと終了となる。

 これで胸がチラチラ見えるようなチアリーダーの格好でなければ落ち着けたことだろう。

 「昆明印象」では、つめ切りサービス(有料)があり、よくといだナイフで鮮やかに切ってくれた。少し怖かった。一〇〇分の予定が一四〇分たってもまだ終わらないこともあった。お茶うけも白木耳(白きくらげ)の砂糖煮や月餅、スイカ、棗とおいしく、何回もおかわりをしてしまった。

【有閑マダムの御用達】
 「美容マッサージ店」は住宅街に隣接した商店街に必ず数軒、ある。街角にある小さな店でも、シーツが新品で、内装もカーテンが付くなど高級感がある。とはいえ、それらが開け放されていることが多いので、なかが、丸見えなのが難点だ。

 施術方法は妖しい光線やスチームを使ったお肌のケアやパックなど、主に顔を中心にしたもの。最後は全身マッサージで締めくくられる。この美容マッサージの一回あたりの費用は30元~150元ほど。一般の按摩店と一回あたりの費用は変わらないが、10回とか30回という回数券を購入させるケースが多いので初期費用がかさむ点が顧客層を選別している。

 力まかせの施術が多いなかで、美容店のマッサージはソフトな様子に見えた。施術者も白衣だけでなく、手術用の帽子やマスクまでかぶっている。お客も人の視線など気にする様子もなく、気持ちよさそうだ。私も行きたい衝動に何度かかられたが、回数券がネックとなり、実際に施術してもらうことはなかった。
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