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語学留学でセブに行く73 バケーション10 青魚が人気

2021-01-24 10:33:16 | Weblog

写真はボホールのトライシクル。ペイントがきれいで派手。セブで見るものよりも整備が行き届いている。敬虔なカトリック信者なことがわかる。「セント・クルス」と書かれた文字は納得だが、下部に書かれた「カワサカ(KAWASAKA)」はバイク会社のカワサキをもじったものか? このバイクも日本のカワサキ製だった。

【談笑する人々】

アスファルトの道路に戻ると屋根つきのお休みどころがあって竹製のベンチに寝そべりながら地元のお年寄りが仲良く談笑していました。正しい休日のひと時といったところ。

村に流れる空気はのんびりと、満ち足りた空気に満ちています。

三輪タクシーのトライシクルはセブでは見かけないほどきれいに磨かれていて、なんとなく人々に余裕が感じられました。

写真の真ん中の魚が一番人気のバンガス。

夕方になって日がくれてくると、道沿いにきれいに木製の机にビニールクロスをかけた台の上に捕れたての魚を並べた店が並んでいます。

「今日、釣れたの?」と聞くと、見てくれ、写真撮ってもいいよ、と歓迎してくれました。とにかく島の人々のフレンドリーさがたまりません。ただし写真に人が入るのは遠慮されました。

魚は小さめのカツオ、銀色のうろこが美しいミルクフィッシュ(バンガスbangas)、マテアジ(タマロン)、内臓が飛び出ているのは深海魚? それにさまざまな貝類。

いずれも青魚で、沖縄の市場などで見かけるようなカラフルな魚は並んでいませんでした。スープに入れたり、ニンニクやショウガにつけ、香草をまぶして揚げたりしていただくようです。

ホテルで地元料理の欄にあった料理を頼むと魚を素揚げしてココナツベースのソースを絡めた料理が出てきました。


ボホールに限らず、このあたりでは豊富な香草をふんだんに使っていて、淡白な魚の味を引き立ててくれます。ショウガなどを豊富に使い、辛みがなく、身体にやさしいお味です。

 考えてみると、フィリピンはスペイン人がメキシコからの交易ルートとして立ち寄っていた場所。メキシコといえば唐辛子の本場。タイや韓国、中国は唐辛子で辛めの演出に走っていったのに、フィリピンでは唐辛子は根付かなかったは不思議です。
 ちなみにピーマンも含めた唐辛子の生産量では1位中国、2位メキシコ、3位トルコ、4位インドネシア、5位スペイン。フィリピンはベルギーの下の64位です。乾燥した唐辛子だと、ぶっちぎりでインドが1位です。
 フィリピンを素通りした唐辛子。このへんにフィリピン人の食の好みの鍵がありそう。
(次回はお菓子について)


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