(上の写真、10月29日午前8時過ぎのルーマニアの大地。やっと太陽が昇り始めています。)
日本に無くてルーマニアにある習慣、サマータイム。例年3月最終日曜深夜~10月最終日曜深夜(注1:参照)まで、サマータイムが実施されていて、時計を1時間、早めているのです。サマータイムが終わる前の土曜日、いつも寝る前に「時計を1時間、遅らせる」、むつかしいことは考えず、これでオッケー。
ところが今回は、夜行列車での移動中にサマータイムが終わることに。私の持っているCFR(=ルーマニア国鉄)の切符には、「10月30日オラデア発18:43、10月31日ブカレスト着07:06」。これをもらったときには何も気付かず、そのままオラデアで電車に乗り込み、今回の遠征仲間といっしょに車中で宴会、レースの疲れもあってくたびれて寝入っていまいました(注2:参照)。
(この写真、10月31日午前6時半過ぎの写真。私は7時半過ぎと勘違いしていたとき。)
すこ~し、外が明るくなってきて自分の時計を見ると「もう7時過ぎ。」~7時過ぎにブカレストに着くはずなのに、電車はまだクンピナ(=ブカレストから1時間くらい北上したところの駅)に止まっています。「やっぱりまた、遅れているよ、ルーマニア国鉄。」
・・・ごめんなさい、これ、間違いでした。寝ている間にサマータイムが終わり、時計を1時間遅らせなければならなかったのです。その後も列車は順調に走り(注3:参照)、オラデアからの列車は13時間半をかけて定刻にブカレスト到着。
私のはめていた腕時計はまだ、サマータイムのまま。駅の時計はちゃんと、冬時間に切り替わっています。7時過ぎに到着したブカレスト駅、向かいには2日前にオラデアに向かうべく私たちが乗り込んだ7時30分発のブラショフ行きが止まっています。
2日前にこの駅から出発したときにはまだ、あたりは薄暗くて、途中8時過ぎにやっと太陽が昇り始めるのを見ています。冬時間になって到着した同じ時刻、もうすでに明るくなっているのです。冬時間になったら、その前の日に比べて夜がうんと早く明けるのです。もちろんこれから冬至に向かうあいだ、夜はどんどん長くなっていって、朝はどんどん遅く明けるのだけれど。
やっぱりうまく慣れないので、不思議な習慣です、サマータイム。これで日本との時差は7時間遅れになりました。
サマータイムとの切り替わり、過去の記事もごいっしょにどうぞ。
2007年10月「1時間、得?した日」、
こちらから。
2010年3月、サマータイムに切り替わるときの天体観測日記、
こちらから。
2010年3月、サマータイムに切り替わるのは、1時間損する気分、
こちらから。
パソコンでは設定すると、自動的に切り替わります、
こちらから。
ルーマニアでのサマータイム導入はこのかたでした、
こちらから。
注1:サマータイムと冬時間、いつ切り替わるの?
協定世界時(きょうていせかいじ、UTC - Universal Time, Coordinated)によると、深夜1時。これまた難しいことは考えずに、夜、寝ているあいだに切り替わる、と覚えています。
注2:くたびれて寝入っていました
今回のマラソン遠征は、ティーンエイジャーも含めて総勢16名。帰りは夜行列車利用でしたが、寝台車ではなく普通の客席。空いていたのをいいことに3席を陣取り横になったワタクシ、マドモワゼル。どこでも寝れる、とはいえ、寝返りも打ちづらく、さすがに何度も目が覚めました。
注3:列車は順調に走り・・・
ブカレスト~オラデア間は、クルージュ・ナポカを経由して走行距離649キロ。これを直通で走って13時間半。「日本の新幹線なら、3時間くらいだろう。ヒロコ、新幹線を持ってきてよ。」と言われたけれど、どうしてこんなに時間がかかるの?~単線部分が多くて、すれ違いで駅に止まっている時間、長し。線路の状態によって、スピードを出せない部分も多し。それでも以前に比べれば、時間に正確になってきているかな、という印象。
この週末の遠征:Baile Felix
オラデア近郊、温泉の保養地Baile Felix(バイレ・フェリックス)で行われた全ルーマニア・クロスカントリー選手権に、ラン仲間とともに参加。日本人のオープン参加が認められたのは、史上初!仲間の尽力が実り、ルーマニア選手権を走ることが出来ました!!とても良い経験でした、詳しくは後日。
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