ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアの静かな道路工事

2010-10-22 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
ルーマニアの道路工事でよく見られるのが、ツルハシ&シャベルを用いての手作業。人力だけが頼りの力仕事。上の写真はごく近所の街区にて。
 
穴掘りの外枠だけは動力を使ってアスファルト道路を切り開いたようですが、そこから掘り進んでいくのはツルハシを携えての作業。しばらくツルハシを振るっては、小休止。また振るっては、小休止。以前にも紹介したこんな光景も無理もないこと。
 


通行人に話しかけられては、また一休み。無理もないです、大変な労力なので、休みながらでないと進んでいくはずもなし。
 


でも、ワタクシ、マドモワゼル、ここでふと気付きました。これをすべて電動機具に頼って穴掘りをしていたら、街区中に騒音が響いてきます。ブロックハウスの外壁に音響反射して、ものすごい騒音に違いない。ここで見かけるような手作業だと、ごくごく静かに作業が行われていきます。
 
「どうしてもっと機械化しないのかしら?」
「機械化すれば作業が早くはかどるけど、その分たくさんの労働者が職を失うんだよ。」、ルーマニア人の友人が答えてくれました。

住民にとっては静かな環境を守ってくれる手作業ですが、実は電動機具は高価だし、電力を食うから、という事情によるもの。電動機具よりも安価な土木作業労働者の人件費。

ブカレストでは税金を投入してあちこちで道路がひっくり返されているけれど、労働者の身体への負担を案じてしまいます。何もかもがすべて悪循環なのか、ルーマニア。

久しぶりにスカッと秋晴れ!@Bucureşţi


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