ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

週末2 連戦で「Wii」ゲット!

2010-10-26 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
翌日は「クロス・コーラ」、フランス系スーパーマーケット「コーラ」の主催でブカレスト6区にて。年代区分は21歳未満の部&21歳以上の部。ほかに、コーラ従業員の部。先月のクロス・ペトロムも、ペトロム従業員の部がありました、表彰内容は同じ、つまり職員の福利厚生も兼ねたマラソン大会。スポルティヴ(sportiv)な従業員を育成&確保するという健全な企業体制は評価できるところ。
 


それぞれの部門ごとに、1位=32インチLCDテレビ、2位=ラップトップ、3位=Wii、と豪華賞品。が、ワタクシ、マドモワゼルも含めて、ベテランの部のラン仲間たちは「僕たちにチャンスはないよ。21歳なんて、僕達の子供くらいの年齢なのに。それで3位までの表彰かい?これは若手のためのマラソン大会さ。」と、クラス分けでベテランの部が無いことに不満。でも、これが主催者の意図によるマラソン大会なのだから、仕方ないです。
 
私もまさかチャンスがあるとは思っていませんでした、私にチャンスがあると予想したのはマイダーリンだけ~「ヒロコ、行っておいで。僕にはチャンスは無いけれど、ヒロコにはあるよ。」、マラソン大会続きでお疲れ気味のマイダーリン、日曜日とはいえ昼から仕事もあるので、午前中は休養にあてることに。
 


そんなに多くの人が集まっているとはいえなかったスタート地点、サッカーチーム・ステアの本拠地スタジアム前。が、入念にウォーミングアップするランナーの中に特に優れたランナーたちを見つけるのは容易なこと。



少数精鋭の参加者であるらしい・・、賞品が大きいので狙う人は狙ってきている!~この秋、私がブカレストで参加した短い距離のマラソン大会、クロス・ペトロム(女子総合20位)、クロス・ロッテリー(女子総合19位)、この順位からして、私にはチャンスはなさそう。
 
スタート前はいつものことながら雑踏のなか、スタート位置は決まっているはずなのに、みんなじりじりと前に出て行きます。10分もスタート地点に並んでいると、5mは前進しているに違いない・・・それほどみんな、前に前に出て行きます。
 
この雰囲気にのまれてはだめ、スタートダッシュで焦りすぎると転倒のリスクあり。落ち着いてスタートするのが一番。コースはステアスタジアム前から、ルジェルルイのコーラ前まで約3キロ(GPSで測定した仲間によると約2.7キロ)、一般道を車を止めてのマラソン大会。
 
スタート直後はダッシュも効かず鈍足だけれど、落ち着いてペースを守ることが出来るのが最近の特徴。中盤で同年代のライバル、イオアナを抜き、さらに先行していたおちびちゃん(中学生くらい?)を抜き、ゴールでもらった番号札は「6」。女子総合6位、ということ。
 


これを年代別クラス分けの着順係に持って行って、年代別順位確定。わたしの前には、女子総合1位と2位の番号札のみ。女子総合6位の私が、21歳以上の部3位に!ラッキーでした、あとで確認すると、女子総合1位は1987年生まれ、続いて2位は1988年生まれの、旬のランナー達。
 


そして、いただいた賞品は「Wii」、あの~、「Wii」って何?室内で出来るテレビゲーム?「洞窟人間」のワタクシ、マドモワゼル、これをまったく必要としません。ベテランのラン仲間同士、「取らぬ狸の皮算用」をしていたときにも、「LCDテレビはいらないよ~(=先のクロスロッテリーで、ステファンもビクターも私も貰っているから)。ラップトップが一番いいかな。」「わたし、Wiiって何かわからないし、要らないわ。」「僕のところは高校生の息子達がいるからWii、有り難いな。」~そう言っていたステファンは男子総合7位、21歳以上の部5位に終わりました。
 


もらっても宝の持ち腐れの賞品は、必要としている人のところへ~Wiiをステファンにプレゼント。「これ、上げる。」と言ったら、「え!?!いくらなの??」と言ってくれたけれど、買ってもらうつもりなどありません~「息子さんたちへプレゼント。」
 
ちょうど、マラソン大会の翌日が次男さんの誕生日と言うではありませんか~「ヒロコ、ぜひこのあと、我が家に来て、貴女が直接、プレゼントを手渡して!」~およばれに預かってしまいました。こんな機会だけでなく、つねに上がりこんでご馳走になっているけれど。
 
14歳になる次男はRADU、お兄さんはVLAD、二人ともフィールドホッケーの選手。仲の良いこの兄弟、「これ、同級生で持っている奴がいるんだよな~。」と喜んでくれて、「パーツがいっぱいあるぞ、どうやって繋ぐかな?」、そんなのもティーンエイジャーの彼らにかかったらお手のもの、ものの数分後に「バシッ!」「ボカッ!」と言う音が聞こえてきて、「Wii SPORTS」の野球をプレイ中。
 


「一生懸命投げているけれど、野球のルール、知っているの?」~「知らないけど、ストライクって、良いんだよね。」、ルーマニアでは野球はまったく一般的ではありません。「オイナ」と言う野球に似た球技はあるけれど、これもマイナー。見るのもするのもサッカー、一点張り。
 


私も巻き込まれ、次にプレイするのはボーリング。これ、確かに迫力あります、投げ方によってボールはカーブするし、速度も変幻自在。もちろんスコアは自動計算してくれるし。ボーリングを実際に球を投げてプレイするとじきに指やら腕が痛くなってくるけれど、Wiiではそんな心配なし。



わたしも「124」と言う上出来のスコア(たいてい本物でプレイするときには100前後をうろうろしている)で、4プレイヤー中の2位!けっこう真剣になり、楽しかったです!!
 

(いっしょにプレイした4人。向かって右端は、先週に引き続き散歩を兼ねて応援に来てくださったタカさん。お酒が苦手というのに、夜が更けるまでお付き合いいただきました、引っぱり回してごめんね。)

そんなかんなの秋晴れの週末、マラソン大会があれば洩れなく参加し、無ければ公園をジョギングするくらい。のんびり過ごしているようで、一日や一週間はあっという間、季節の移り変わりもいつに無く早く感じるこの秋です。

「洞窟人間」って?:
自分のポリシーにより携帯電話を持たないワタクシ、マドモワゼル、「それは君、洞窟人間(cave woman)だよ。」と、i-phoneを使いこなすアメリカ人の友人から。洞窟には電話回線もケーブルも電波も届いていません、そこでの生活は現代の通信文明からかけ離れたもの。そんな生活を享受しているのが「洞窟人間」。ワタクシ、マドモワゼル、一応ネット社会には席を置いているので、洞窟は抜け出していると思うけど。

ルーマニアでの「Wii」の価格:


私はほとんど知らなかったので、タカさんに尋ねてみました、「これって、いくら位するの?」~昨年3月に撮影した写真を送ってくださいました。当時1レウ=35円くらいのとき。価格がいくらでも宝の持ち腐れは持ち腐れ。親しい友人に「売る」というのも好きじゃないし、喜んで貰ってくれたので、私も嬉しいです。いっしょに遊べたしね~。


//@Bucureşţi


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