ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

7度目のフランス、TPC大会へ

2010-03-16 | 海外&ルーマニア・マラソン大会

 
ルーマニアにいても日本に居ても受け取ることの出来るメール。週明けに届いたのが、フランスTPC大会の主催者から~「ルーマニアのランニング仲間の諸君。第26回TPC大会を5月12~15日に開催します。(中略)来ることが出来ますか?」
 
これは、フランス北西部ノルマンディー地方で行われる「Tour du Pays de Caux大会」、4日間連続で6レース、合計90キロ以上を走るもの。6年前に日本のスポーツ連盟から、4名の日本選手団として派遣され招待参加したのが、今のマイダーリンとの出会い。
 
翌年(2005)も日本選手団メンバーとして再選抜され、2年続けての参加。縁あってその次の年(2006)の春にルーマニアに飛んで行ってしまい、以降、ルーマニアのラン仲間の配慮でダーリンと共にルーマニアチームとして連続参加。その思い出深いTPC大会から、今年も招待をいただいたのです。
 
が、初参加から6年を経て、今の私の実情。この冬2度マラソンを走ったけれど、1度は31キロ地点で身体も脚も動かなくなりリタイア。その次のマラソンも、途中で何度も立ち止まってしまい、3時間48分かかって歩くような足取りでフィニッシュラインまでたどり着いています。
 
つまり問題は、今の走力でこの大会を走り抜くことが出来るのか?!4日間で合計90キロといえば、ウルトラマラソンの世界からみればまったく少ない距離。でも、TPCでは6つのステージレースそれぞれを単独のレースであるかのごとく、スピードを上げて駆け抜けるのです。
 
マイダーリンは直前5月9日にモンサンミッシェル・マラソン(フル)を走り、TPCに挑むとすでに予定を組んでいます。「We are ready to go.」と返事をしたものの、このままの私では苦戦必至。
 
マラソン大会とはいえ、TPC大会の趣旨は「皆が出会うこと。夢中になれる時間を共有すること。」、競技も大事だけれど、大きな家族のように過ごす大会期間中が何よりの魅力。そんなあたたかさに惹かれて、最初はランナーとして参加していた人が脚を痛めて走れなくなってからもスタッフとして手伝いに来ることもよくあること。
 
私のランニングライフと切っても切れないご縁をいただいているTPC大会、できるだけ長い間、かかわって行きたいもの。さて今年の私、やっぱりランナーとして参加したいです、今からでも仕切りなおしてトレーニング開始しなければ。号砲が鳴るまで、あとちょうど8週間。



TPC大会外国招待選手:
フランスのアマチュア・ランニングクラブであるC.A.Cauchoisが単独で主催する「Tour du Pays de Caux大会」は、多くのスポンサーを得て毎年外国から20~30名ほどもランナーを招待しています。もちろんこれはアマチュアの大会なので、速いor遅いにかかわらず、TPC大会の趣旨を理解してみなで盛り上げよう、という意図。

フランスまでの渡航費は個人持ち、4日間の大会期間を含む8日間の合宿生活とレース参加費・飲食費(パーティ含む)・パリへの送迎の一切が主催者により招待されます。


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