ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

元祖・ニッポンの風景

2010-03-20 | 日本のいろいろ

 
陽気に誘われ、今日の私はハイキング。まだまだ走る体制からは程遠く、脚作りは山歩きから。ルートは長谷寺~初瀬ダム~高束城跡~鳥見山公園~榛原、ほぼ東海自然歩道に沿い、約12キロ。

桃や梅が満開の長谷寺、参拝客も多く、みな一様に花と国宝の寺院本堂を写真に収めておられましたが、わたしは自分なりに気に入った元祖・ニッポンの風景をコレクション。
 


良く晴れて天気の良い日にはやっぱり布団干し!こんなところにも太陽の恵み。昼過ぎにはとってもふかふかで気持ち良さそう~。ルーマニアの我が家には布団干しの習慣はありません。ベッドで寝ているから、ベッドごと干せないし。
 


これもありがたや、個別に配達される新聞。ルーマニアでは新聞は新聞スタンドで購入するのが一般的。宅配はほぼ、ありません(料金を支払って宅配してもらうシステムがあるけれど、実際には見たこと無し)。新聞受けに宅配されてから、お家の人がピックアップに行くまでの間に、きっと誰かが持っていってしまうかも?
 


ピンクの桃と瓦葺の屋根。遠くに初瀬ダム。この種類の瓦はルーマニアには無いもの。あったとしても、赤茶色の屋根が多いかな。特にドイツ系の人の多い街は、レンガ色の屋根、古くからのものが今でも使われています。
 


もうほぼ、スギ花粉は終息。こんな山道も安心して登っていきます。わたしのアレルギーは日本杉のみ。と言うことは、春になる前のシーズン(1月下旬~3月上旬)をルーマニアで過ごせば、花粉症も出ないと言うこと?
 


山と山に挟まれた谷あいの町。近年になって新しく開発されたもので、町全体がピカピカ光っています。狭い国土面積に多くの人口、これは日本の悩み。ルーマニアは日本の本州くらいの面積ですが、人口は約5分の一。
 


山を下りてきたらこんな大衆演芸場。今でもあるのですね~レトロと言うべき?造花の祝い花が玄関先を盛り上げてくれています。



榛原でこんなところにも立ち寄り。本居宣長も宿泊したという旅籠屋。



その左脇にお地蔵さん。ふと中をのぞくと、真っ赤なりんごと大きなお饅頭が備えてあります。ルーマニアだったらきっと、誰かがすぐに食べてしまう?いやいや、日本でもそんなこと、ありました。記事はこちら「お地蔵さんの施し」から。

 

ここ榛原は、いにしえの宿場町。「右いせ本かい道」「左あをこえみち」と、旧伊勢街道はここで二手に分かれていきます。
 
こんな風景に出会うたび、落ち着きを感じることが出来るし、ニッポンってきれいな国だな~と。ランを離れて、ウォークでのんびり訪れてきました。春です。

@Nara
この日近畿地方は各地で20度以上に気温が上がり、奈良で桜の開花宣言。
  

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