ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

ルーマニアでトレイルブーム

2010-03-25 | ルーマニア・ランニング事情

 
通常、ランニングビギナーが走ってみようとするならば、まず家の近所の公園などから。公園が無くても河川敷などの走路が整備されていて、走りやすいところから。ご多分に漏れずアスファルトの上から走り始めたわたしにとって、ルーマニアで不思議な現象、マラソンブームよりも先にトレイルランブーム到来。
 


その象徴が、2006年から開催されているピアトラ・クライウルイのレース。ファガラシ山中で全長41キロ、標高差2100mを駆け抜ける本格派トレイル。ロープを伝って降りなければならない難所があり、かなりの急勾配をよじ登ったり、何度も渓流を飛び越えたり。
 


このピアトラ・クライウルイ、2006年の第1回大会は50人に満たない参加者でした。が、4年間で参加者は実に8倍近くに。わたしは2008年&2009年と連続参加。余りの難コースに初回はひと山越えた28キロ地点で精根尽き果てリタイア。翌年は完走を強く念頭において小雨ながら果敢にスタート、女子総合8位でゴール。上の数枚の写真は天気の良かった2008年のレースより。サイトはこちら
 
そんなブームを受け、この春シーズン、ルーマニアでトレイルランの大会が続々。ルーマニアの山々は手付かずの自然が残っていて、サバイバル気分を楽しめます。もちろんレースとなればコースもしっかりガイドフラッグが置かれているから、よっぽどのことが無い限り、迷うことも無し。(とはいえ、過去に一度、山中でのレース中に迷ってコースアウト、二つも手前の村に降りてしまったことあり、2007年のトレイルレースinハリギタ地方、迷子の参戦記はこちらから)
 


エコ・マラソン、5月1日(土)開催。Moieciu de Susにて、全長42キロ、標高差2300mで、制限時間は9時間。マイダーリンはすでにエントリー済み、4/15までに申し込むと参加費50レイ(約1500円)、それ以降は100レイと倍額。私も申し込む予定。サイトはこちらから。



上は、コースプロフィール。6回も大きなアップダウンがある、足にタフなコース。



地図を見ると、スタート地点に何度も戻ってくることになっていて、これって、リタイアしやすいコース設定かも?マラソンの最初の部分と同じコースを利用して14.2キロのレースもあります、こちらの標高差は600m。スタート直後から5キロの間に400m以上の登り、これはタフ。



ヘラクレス・マラソン、5月23日(日)実施。バナット地方(banat county)にて、全長37.5km、標高差2030m。近くに有名な保養地、ヘルクラネ温泉(baile herculane)があります。参加費3/31まで45 LEI、4/30まで60 LEI、5/15まで75 LEI 。これも早く申し込むしかな~い。サイトはこちらから。
 


コースプロフィールは上の通り。ピアトラ・クライウルイと同じように二つの大きな山、ただしヘラクレス・マラソンは二つ目の方が大きい。
 


豊かな山林の中を駆け巡るコース。トレッキングで参加してみたいけれど、この日程はフランスTPC大会の直後。例年、TPC大会のあとはものすごく疲労感の残るわたし、レースを見物に行って、温泉につかっているのが正解かな~?


お断わり:
とても印象に残っているルーマニアでのトレイルレース、ピアトラ・クライウルイですが、このブログでレースの様子などをアップできていません。余りにも素晴しすぎて、全部をお伝えしきれないルーマニアの山々。ぜひ日本からもお越しいただき、実際にご体験を!
数枚の写真はこちらこちらから。

@Osaka


海外ブログ部門
↑↑いつもご声援ありがとうございますm(__)m↑↑