ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

復活祭まで大忙し

2009-04-17 | ルーマニア・わたしの日常

 
ルーマニアで多く信仰されているのが、キリスト教東方教会に属するオルトドックス(Ortodox)。カトリック歴では12日が復活祭でしたが、こちらの暦では次の日曜日に復活祭を迎えます。
 


日本の新年を迎えるがごとく、準備に余念がありません。まず、食材・日用品の買出し。ハイパーマート・オーシャンも午前中からこの人出(水曜日の撮影)。地元のピアッツア(=市場)では、水曜日には1キロ5レイほどだったトマトが、翌日には7レイになっていたりするのです。
 
そして木曜日からは、イースターエッグを作ります。ゆで卵を赤など、カラフルに色付けするのですが・・・卵をゆでるときに染料を混ぜて赤色にする着色料を、今年始めて試してみました。近くのオーシャン(=スーパーマーケット)で購入した染料。
 
でも、これ、うまくいきません。茹でるときに卵のひび割れなど無いのに、赤く茹で上がった卵を割ってみると、白身の部分に染料がしみこみ、ところどころ赤く染まっています。
 


これを食べるのはちょっと・・・と言うことで、やっぱり従来どおり茹で上がったものに後で着色する染料に落ち着きました。発色もこちらが勝っています、食べても安全。我が家は従来通り、茹で上がったものに練り状の着色料で染色していきます。手の中で転がすので、手のひらが真っ赤になりますが・・。
 
この時期、いつもよりも念入りな掃除、たくさんの日用品の買出し、など、日本の年末に似ています。土曜日にはご馳走作りが待っていて、この日は一日中台所にカンヅメ。大晦日におせち料理を作るみたい?
 
忙しく過ごす中で有難いのは赤ワイン!この1週間、赤ワインを浴びるほど(?)飲むのが復活祭前の慣習。イエス・キリストが最期の日に流した血を悼んでの慣わし。
 


弟さんがこんなにたくさんの赤ワインを買い込んできてくださいます、これ、5リットル入りのビック・ボトル(ペットボトルはいつものように使いまわし)。田舎で作られた100%ナチュラルの手作りワイン。味も格別~これを昼間からいただきながら、復活祭の準備です。Happy Easter!
 
一番上の写真は、木製の飾り卵(Oua din lemn paşte)。我が家で作るのは色に染めるだけで絵を書いたりはしないので、今年新しく買ってきたもの。本物の卵の殻に染色しビーズなどで装飾したものもあります。街中に出回るイースターグッズ、カラフルで楽しいです。

関連記事:
以前のイースターの記事をこちらにまとめてみました

街中が復活祭 2007-04-04
復活祭までワイン漬け 2007-04-04
イースターのお菓子「コゾナック」 2007-04-05
イースターエッグ作り 2007-04-05
復活祭のご馳走・チョルバ 2007-04-07
復活祭のご馳走・サルマーレ 2007-04-07
復活祭のご馳走・パスカ 2007-04-07
復活祭の日曜日 2007-04-08
復活祭のお土産 2008-04-24
台所は大忙し 2008-04-26

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シナゴーク、sinagoga

2009-04-17 | ルーマニア・わたしの日常

 
ごく最近、ジュイズムのルーマニア人女性と知り合いました。高校の哲学の先生で太極拳などにも取り組み、その華奢な風貌からは想像もつかないほどパワフルな方です。その情熱や意欲は、ジュイズムの教えによるものだとか。わたしの知っている、かの地のラン仲間にも共通するような力強い生き方です。
 


ブカレストでシナゴーク(英語でsynagogue、ルーマニア語で sinagoga)を訪れるとは思っても見なかった出会い。ここは観光名所ではなく祈りの場なので写真撮影は本来禁止。特別許可をいただいて、数枚をカメラに収めました。
 


ユダヤの考え方、何かを理解出来たらいいな、と思います。もちろんわたしなりに。



ウニリ広場近くにあるシナゴークにて。近くに新しいシナゴークも建設中。

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